ニュースレター22号が完成しました。是非ご覧下さい。

2019年12月27日
研究エッセイ「シカの大地・北海道」
森林圏ステーション 苫小牧研究林 揚妻 直樹
動植物エッセイ「コンペイトウ」
水圏ステーション 臼尻水産実験所 宗原 弘幸
Photo Gallery
フィールドエッセイ「北大農場におけるカバークロップの研究」
耕地圏ステーション 生物生産研究農場 平田 聡之
新任教員紹介
水圏ステーション 厚岸臨海実験所 鈴木 一平
北方生物圏フィールド科学センターへの要望
大学院農学研究院 上田 宏一郎(センター外運営委員)
編集後記
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WMMC’19で黒田実加学術研究員に優秀学生発表賞(アジア圏)(outstanding student presentation award ASIA)
2019年12月25日
令和元年12月12日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催された、World Marine Mammal Conference, Barcelona 2019 (WMMC’19)において、生態系変動解析分野所属の黒田実加学術研究員に優秀学生発表賞(アジア圏)(outstanding student presentation award ASIA)が授与されました。
同研究員は、学会参加時点において、すでに学生ではありませんが、同研究員がWMMC’19に参加登録を行った時点で大学卒業後1年未満であったため、規定により、同賞の受賞対象となりました。
今後の活躍が期待されます。
受賞演題(ポスター)
KURODA Mika, SASAKI Motoki, YAMADA Kazutaka, MIKI Nobuhiro, MATSUISHI Takashi F.
Clicks-sound production and frequency determining mechanism in the head of small toothed whales; functional morphology with acoustical interpretation.
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- 生態系変動解析分野
プレスリリース 地球温暖化により北日本のコンブが著しく減少する可能性を予測
2019年10月30日
水圏厚岸臨海実験所の仲岡雅裕教授らの研究が本学のプレスリリースで発表されました。 https://www.hokudai.ac.jp/news/191029_pr.pdf
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- 厚岸臨海実験所
天塩研究林「ヒグマしり隊!」開催のお知らせ
2019年10月26日
1年間の生活史、定点カメラによる動画、冬眠時の様子、ヒグマの食性、約45年間におよぶクマ研の活動などを紹介します。 毛皮や頭骨を実際に触る事も出来ます。
開催日:2019年11月3日(日)
10時00分~12時00分
(受付は8時30分~)
開催場所:天塩研究林 講義室
参加費:無料
定員:10名(先着順)
募集対象:興味のある方ならどなたでも
応募方法:電話・FAX・メール
氏名・住所・連絡先をお知らせ下さい。
電話での応募および問い合わせは、7時30分~18時までです。
(日曜日、12時15分~13時は除く)
応募をお待ちしております(10/31締切)。

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母子里と出会う旅 2019 秋の空 9月22日、23日
2019年9月11日
幌加内町母子里地区で開催される、一日丸ごと森を探検できる「ナイト&モーニングツアー」 日時 :2019年9月22日(日)14:30~ 9月23日(月・祝日)13:00まで 場所 :北海道大学雨龍研究林(幌加内町母子里) 参加料 :大人3500円、小学生以下2500円(1泊2日3食付) 定員 :20名(要申込) 申込締切 :9月17日(火) 詳しくは下記ファイルをダウンロードしてください。
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北海道の針葉樹は衰退している!
2019年7月25日
森林圏ステーション南管理部の日浦勉教授らの研究が本学のプレスリリースで発表されました。 https://www.hokudai.ac.jp/news/190725_pr2.pdf
原著論文 https://authors.elsevier.com/a/1ZRFB1L~GwKRXH

ポイント
- 北海道の原生林生態系が気候変動によって改変されていることを実証。
- 夏期の気温上昇と降水量増加が原生林の針葉樹の成長に負の影響を与えていることを発見。
- 台風の影響も針葉樹ではより深刻で,気候変動が原生林の姿を変えてしまうことを示す重要な成果。
概要
北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの日浦勉教授らと森林総合研究所の飯島勇人主任研究員の研究グループは,気候変動によって原生状態の針広混交林に生育する針葉樹の割合が年々低下していることを明らかにしました。気候変動は森林生態系に様々な影響を与えていると考えられていますが,樹種ごとの応答やそのメカニズムについてはまだ不明な点が多く,特に長期モニタリングデータに基づいた研究例はわずかです。本研究では,北海道大学中川研究林の原生保存林において17.5ヘクタールに及ぶ森林の樹木1本1本を個体識別して成長や死亡などを約40年間モニタリングし,森林生態系の変化に対する気候変動や地形などの影響を調べました。その結果,夏期の気温上昇と降水量増加がトドマツなど針葉樹の成長に負の影響を与えている一方,イタヤカエデなど広葉樹の成長には正の影響を与えていることがわかりました。2004年の台風による死亡も,針葉樹でより深刻であることが判明しました。その結果,針葉樹の割合が約20%も減少した森林がありました。これらの結果は,気候変動によって森林の姿が大きく改変されるだけでなく,その機能にも影響を及ぼしてしまう可能性を示すものです。本研究成果は,2019年7月22日(月)公開のForest Ecology and Management誌にオンライン掲載されました。
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ニュースレター21号が完成しました。是非ご覧下さい。
2019年6月28日
研究エッセイ「湿地の保護・保全に欠かせない基盤情報「湿地目録」を作成する」
耕地圏ステーション 植物園 冨士田 裕子
フィールドエッセイ「雪の表情」
森林圏ステーション 中川研究林 野村 睦
動植物エッセイ
水圏ステーション 室蘭臨海実験所 本村 泰三
新任教員紹介
水圏ステーション 七飯淡水実験所 山崎 彩
Photo Gallery
今後開催するイベントなどのお知らせ
編集後記
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2019年4月24日(水)~25日(木)に、名寄実験室ガイダンス、学生の安全講習(名寄)等を実施しました。
2019年4月26日
今回の安全講習は、学生、院生等が対象です。職員等が対象の講習は、別途実施しました。
実施日:2019年4月24(水)~25日(木)
実施場所:名寄教育研究棟(北管理部:名寄)
対象者:名寄所属の学生、院生等。
名寄実験室の利用予定者。
詳細は、森林圏ステーションのこちらのページを御覧ください。
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中川研究林の大面積長期試験地の紹介が朝日新聞北海道版に掲載されました
2019年4月22日
中川研究林で取り組んでいる樹木の生長と伐採に関しての50年にわたる長期調査が朝日新聞北海道版に紹介されました。
記事は朝日新聞DIGITALの下記サイトにも掲載されていますので、世界的にも例のない取り組みをご覧ください。
https://www.asahi.com/articles/CMTW1904220100006.html

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宮下和士教授に水産学進歩賞
2019年3月27日
平成30年12月1日、日本水産学会理事会において、宮下和士教授(共生生態系保全領域 生態系変動解析分野)への水産学進歩賞の授与が決定されました。
水産学進歩賞は、優れた業績を上げ、水産学の発展に寄与した40歳以上の方に公益社団法人日本水産学会より授与されます。
受賞理由等、詳細についてはこちらからご覧いただけます。
平成31年度日本水産学会春季大会(東京海洋大学品川キャンパス)において、学会賞授賞式(平成31年3月28日)、並び、学会賞受賞者講演(平成31年3月29日)が挙行される運びとなっております。
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北大植物園シンポジウム「北海道,韓国,極東ロシアの希少植物と保全のためのネットワーキング」のお知らせ
2019年3月13日
2019年3月21日(春分の日)に一般公開シンポジウム「北海道,韓国,極東ロシアの希少植物と保全のためのネットワーキング」を開催します。
日時 2019年3月21日(春分の日)13:00-16:30
会場 北海道大学農学部総合研究棟1階多目的室W109
※会場は植物園ではありません。参加申込フォームの地図を参照ください。
主催 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園
(企画: 中村剛,冨士田裕子)
協賛 三井物産環境基金
概要
北海道に加え,極東ロシアの保護区(シベリアトラやアムールヒョウもいる!)や,近年まで民間人・外国人が入ることが出来なかった韓国の非武装地帯など,あまり目にする機会がない地域の自然・希少植物をご紹介し,保全のための国際協力とその課題についてお話します。
申込み方法
下記のリンクの参加申込フォームからお申し込みください。
https://goo.gl/forms/xEUZ1ycX9TRcKgkE2
※席に空きがある限り,申込されていない方の当日参加も受け付けます。
※事前に参加申込された方には「北大植物園オリジナルクリアファイル」(1名につき1枚)を当日受付で差し上げます。
講演プログラム
- 「日露中韓の協力で推進する,北海道-東北アジアの希少植物の保全」
中村 剛(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター) - 「DMZ(非武装地帯)-朝鮮戦争後、過去60年間の立入制限によって植物の宝庫になった大地-」
李 娥英(韓国国立樹木園DMZ自生植物園) - 「極東ロシア沿海地方の希少・固有維管束植物」
エカテリーナ ペトルネンコ(ロシア科学アカデミー極東支部ウラジオストク植物園) - 「極東ロシア研究機関との研究協力推進への取り組み」
福田 知子(三重大学教養教育院)
※「極東ロシア沿海地方の希少・固有維管束植物」 の講演のみ英語で行われますが,平易な英語でお話頂きます。また,発表スライドをご覧頂くだけでも,目にする機会の少ない沿海地方の植物などお楽しみいただけるかと思います。なお,全講演について日英併記の要旨をお配りします。
※会場には少数ですが,北海道の希少植物の保全研究成果のポスターも展示します。日時 2019年3月21日(祝) 13:00-16:30
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小学生とその家族向け公開講座「冬の植物園ウォッチング・ツアー」を開催しました
植物園では、2019年3月2日・3日に「冬の植物園ウォッチング・ツアー」を開催し、小学生ほか29名の子供達と、保護者22名の計51名が参加しました。
このイベントは小学生とその家族を対象に、厳しい冬を生き抜く生き物の姿を観察し生物の多様性について学ぶことを目的とした自然観察プログラムです。
園内のマツに実際に触れながらそれぞれの種の特徴を観察したり、イタヤカエデから樹液が出る様子を観察し、その樹液の味見をしたほか、かんじきをはいて園内を探索しました。このほかマツボックリや木の実など、園内の植物を素材として思い思いに工作を行いました。
参加者の皆さんは、職員の説明に耳を傾け、普段は入園することのできない冬の植物園の森を満喫されていたようでした。また、工作では迷いながらも子供ならではの自由な発想で、魅力的な作品を作り上げていました。
参加された皆さん、ありがとうございました。

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2019年3月11日
巻頭言
センター長 佐藤 冬樹
FSCトピック「甚大な台風被害を受けた和歌山研究林」
研究エッセイ「長寿の秘訣 ~地球上の最長寿生物「ナラタケ菌類」の三つの秘密~!」
森林圏ステーション 南管理部 車 柱榮
フィールドエッセイ「ジャイアントミスカンサスの道内への普及を目指して」
耕地圏ステーション 生物生産研究農場 山田 敏彦
北方生物圏フィールド科学センターへの要望
北海道大学病院 松野 吉宏(センター外運営委員)
Photo Gallery
編集後記
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中川研究林・森林管理体験会《早春の調査編》のご案内:3月26日開催!
2019年3月5日

中川研究林にて、森林管理体験会《早春の調査編》を2019年3月26日(火)に開催します(申し込み締切:3月18日)。
対象者は森林に興味をもっている高校生・大学生・大学院生で、雪の残る天然林内で毎木調査を行います。
詳しくは北大研究林ホームページの告知ページをご覧ください。ご参加お待ちしております!
(中川研究林 馬谷)
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採用情報 生物生産研究農場・技能補佐員(契約職員)
2019年2月1日
生物生産研究農場・技能補佐員(契約職員)の公募を行っております。
詳しくは公募要領をご覧ください。
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2019年1月10日(木)~11日(金)に、「森のたんけん隊2019冬」を開催しました。
2019年1月31日
森のたんけん隊2019冬は、2019年1月10日(木)~11日(金)の1泊2日で実施しました。
雪に覆われた森の中を、グループごとにたんけんし、森の中でクイズを解いたり、宝さがしをしました。よく遊び、森のことをたくさん学びました。
詳しくは、森のたんけん隊のページを御覧ください。
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3月2日(土)~3日(日)に「冬の植物園ウォッチング・ツアー」を開催します
2019年1月16日
植物園では、2019年3月2日(土)~3日(日)に公開講座「冬の植物園ウォッチング・ツアー」を開催します。 対象は小学生とその家族で、 1月21日(月)から 申込受付を開始します。冬の植物園で不思議なマツの生き方を観察してみませんか?また、 かんじき体験や、まつぼっくりや木の実を使った工作、樹液の味見にも挑戦してみませんか。 詳しくはこちらをご覧下さい。

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第一回森林圏研究交流会が開催されました
2018年11月15日
11月8・9日、北海道大学学術交流会館および当センター会議室において、第一回森林圏研究交流会が開催されました。
本交流会は、様々な分野で研究している森林圏の学生同士での交流と議論、発表技術の向上を目的として企画されました。各地方の人ともっと交流がしたい、他分野の研究の話を聞いてみたい、研究についてアドバイスがほしいといった思いから、森林圏の学生が一同に介しそれぞれが研究発表をすることで、発表技術の向上はもちろん、とっつきづらい他分野にも見聞を広げ、自身の研究についてもアドバイスがもらえる場になりました。
発表内容は、現在取り組んでいる研究テーマで修論発表会のような研究の完成型ではなく、むしろ途中段階を発表し、その時点で意見交換を行うことで、より質の高い完成型を目指す、ブラッシュアップの場とし、他分野の人でも内容がわかりやすく伝わるように心がけました。

初日の学術交流会館での口頭発表

活発な質疑応答

ポスター発表会場の全景

ここでも真剣なやり取りが繰り広げられた

2日目は当センター管理・研究棟に場所を移して口頭発表がおこなわれた

会場がコンパクトになったぶん熱気に溢れた会場
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国立生態院(大韓民国)と 交流協定を締結
2018年11月9日
11月6日(火)に,本センターと国立生態院(大韓民国)は,両者の研究上の協力と学術交流の促進を図るため,交流協定を締結しました。
国立生態院は,世界的な生態学研究を基に自然環境の保全と生態文化の拡大を図り,持続可能な未来の構築に寄与するための機関として,忠清南道に2013年開院され,生態研究,生態系に及ぶ危機管理・研究,生態教育,生態展示,研究協力,地域協力の6つの柱により活動を行っています。研究員は現在約100名。世界5大気候帯の展示館があるエコリウムは多数の来場者がある観光スポットにもなっています。また,これまでに3か所の長期生態学研究サイトを設定し,今後さらに3か所が設定される予定です。
両者においては,今後,研究者交流の推進,共同プロジェクト研究の実施のほか,合同学術交流シンポジウムの相互開催の計画が予定されており,森林や環境保全研究に関する学術交流の促進,東アジアを中心とした野外研究や共同プロジェクト研究等の円滑な推進を図ることが期待されています。
また,韓国のメディアにも紹介されました。
エコメディア
イーデイリー
太田日報
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プレスリリース 本州から来たヒキガエルが北海道の両生類を殺す
2018年11月6日
苫小牧研究林の岸田治准教授らの研究が本学のプレスリリースで発表されました。
https://www.hokudai.ac.jp/news/181106_pr.pdf
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