室蘭臨海実験所 水圏ステーション

室蘭臨海実験所は1933年(昭和8年)に理学部附属海藻研究所として創設され、2001年(平成13年)北方生物圏フィールド科学センターへの所属変更を経て、2012年(平成24年)に現在の場所に移設された。室蘭が位置する内浦湾(噴火湾)は千島寒流と津軽暖流が流入するため、極めて豊富な海藻植生を有する。この立地条件と海藻の無菌培養技術を活かし、当実験所では細胞学から分子生物学に至る最先端技術を用いて海藻の多細胞体制の維持に関する研究や遊走細胞に存在する鞭毛の形態形成や運動についての研究、さらに環境DNAを用いた生態学的研究などを行っている。教育活動については、全学教育(学部1年生対象)や海藻学実習(理学部3年生)を担当しており、環境科学院の大学院教育も兼務している。平成24年度より文部科学省教育関係共同利用拠点「寒流域における海洋生物・生態系の統合的教育共同利用拠点」として認定され、国内外の学生に対して幅広く実習や施設の提供を行っている。

室蘭臨海実験所
住所
〒051-0013 北海道室蘭市舟見町1-133-31
TEL
0143-22-2846
FAX
0143-22-4135
代表メールアドレス
muro-jim [アットマーク] fsc.hokudai.ac.jp
施設サイト
https://www.fsc.hokudai.ac.jp/muroran/

施設の特徴

海況は非常に多様であり、付近は豊富な海藻植生を呈しています。

利用できる付帯施設

研究棟・実験設備・多目的研修棟

施設を利用した主な教育・研究

研究:

細胞質分裂面形成システムの研究、原形質連絡の構造と機能に関する研究、細胞壁タンパク質のプロテオミクス、世代間の橋渡しを担う生殖細胞の形成・発生、雌雄配偶子の認識機構の解明、栄養生理実験による効率的な成熟、成長条件の探索

室蘭臨海実験所でのHokkaido Summer Instituteの授業が紹介されました

2018年7月27日

厚岸臨海実験所と室蘭臨海実験所では、HSI(Hokkaido Summer Institute)の一環としてIntegrated Marine Biology and Ecology I, II, IIIを行っています。この度、室蘭臨海実験所での授業がHSI reportとして紹介されました。Facebookでも紹介されています。

https://www.global.hokudai.ac.jp/

HSI Report: Integrated Marine Biology and Ecology I

https://www.facebook.com/hokkaidosummerinstitute/

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室蘭臨海実験所がJR北海道の車内誌に紹介されました

2017年8月2日

JR北海道の車内誌「The JR Hokkaido」8月号の特集「ぐるっと海岸線ミラクル紀行-境目のドラマを求めて」に室蘭臨海実験所の研究活動の一部が掲載されました。

 

 

 

JR北海道広報部承認済み(2017.8.2)

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2016年度 公開臨海実習・参加者募集中!

2016年4月22日

室蘭臨海実験所では7月と8月に全国の国公立・私立大学の生物系学部生・大学院生を対象とした公開臨海実習を開催します。夏の北海道に広がる豊かな海をぜひ体験してください!詳細はこちらのホームページ(https://www.fsc.hokudai.ac.jp/muroran/training.html)まで。多数のご応募をお待ちしております。ポスター

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厚岸・室蘭臨海実験所の「寒流域生物の統合的教育共同利用拠点」のウェブサイトが開設されました

2014年4月25日

厚岸・室蘭臨海実験所の「寒流域生物の統合的教育共同利用拠点」のウェブサイトが開設されました

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室蘭臨海実験所のウェブサイトがリニューアルされました

2014年4月23日

室蘭臨海実験所のウェブサイトがリニューアルされました

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