札幌研究林 森林圏ステーション

札幌研究林は、札幌試験地(実験苗畑)、一の沢地区と簾舞地区からなる豊平試験地および忍路試験地で構成され、農学部専門実習、全学教育などの教育、学内外ならびに国外の学部生・大学院生・研究者による研究活動、市民による自然学習・森林散策などに利用されている。札幌試験地は、面積約3.4ha で、苗畑用地、見本林、温室、管理棟がある。実験用や札幌キャンパス緑化用の苗木生産試験、実験用試料の提供、樹木フェノロジ-の観察、苗木を対象とした精密実験などを実施している。見本林では、実験用苗木生産のための種子採取、市民の利用が可能な「学習の森」としての整備などを行っている。豊平試験地は1986 年に植物園から管理換えを受けて発足した。簾舞地区32ha、一の沢地区62ha、合計94ha の森林から成り、カラマツ林・ヤチダモ林の造成試験、森林動態の観測、研究用試料の提供などを実行している。忍路試験地は、1945 年に購入した1.4ha の土地で、環境保全、景観保全を目的とした海岸林造成試験を行っている。

札幌研究林
住所
〒060-0809 札幌市北区北9条西9丁目
TEL
011-706-2400
FAX
011-706-3450
代表メールアドレス
f-sapporo [アットマーク] fsc.hokudai.ac.jp
施設サイト
http://www.hokudaiforest.jp/about-us/札幌研究林/

施設の特徴

札幌試験地、一の沢地区と簾舞地区からなる豊平試験地及び忍路試験地で構成されています。

札幌の木、北海道の椅子展開催中です

2022年6月10日

札幌研究林では、跨道橋撤去のために伐採された木を材料に、12組の家具作家による椅子の製作がおこなわれました。この展示は「アノオンシツ」のプロジェクトの一環で、単に椅子を作ってもらうだけでなく、作家と12人の研究者のトークを通じて、椅子を起点に森や木にとどまらず多彩な視点でのトークが行われました。

椅子はギャラリー創で展示されていて、札幌研究林のアノオンシツではトークについての展示と、写真家柿本拓也さん撮影のディスクの写真が展示されており、また戸外では今回使われたイチョウとアカナラの生えていた場所にそれぞれのディスクを展示しています。

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