お知らせ・トピック

第一回森林圏研究交流会が開催されました

2018年11月15日

11月8・9日、北海道大学学術交流会館および当センター会議室において、第一回森林圏研究交流会が開催されました。 本交流会は、様々な分野で研究している森林圏の学生同士での交流と議論、発表技術の向上を目的として企画されました。各地方の人ともっと交流がしたい、他分野の研究の話を聞いてみたい、研究についてアドバイスがほしいといった思いから、森林圏の学生が一同に介しそれぞれが研究発表をすることで、発表技術の向上はもちろん、とっつきづらい他分野にも見聞を広げ、自身の研究についてもアドバイスがもらえる場になりました。 発表内容は、現在取り組んでいる研究テーマで修論発表会のような研究の完成型ではなく、むしろ途中段階を発表し、その時点で意見交換を行うことで、より質の高い完成型を目指す、ブラッシュアップの場とし、他分野の人でも内容がわかりやすく伝わるように心がけました。

初日の学術交流会館での口頭発表

 

活発な質疑応答

 

ポスター発表会場の全景

 

ここでも真剣なやり取りが繰り広げられた

 

2日目は当センター管理・研究棟に場所を移して口頭発表がおこなわれた

 

会場がコンパクトになったぶん熱気に溢れた会場

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国立生態院(大韓民国)と 交流協定を締結

2018年11月9日

11月6日(火)に,本センターと国立生態院(大韓民国)は,両者の研究上の協力と学術交流の促進を図るため,交流協定を締結しました。 国立生態院は,世界的な生態学研究を基に自然環境の保全と生態文化の拡大を図り,持続可能な未来の構築に寄与するための機関として,忠清南道に2013年開院され,生態研究,生態系に及ぶ危機管理・研究,生態教育,生態展示,研究協力,地域協力の6つの柱により活動を行っています。研究員は現在約100名。世界5大気候帯の展示館があるエコリウムは多数の来場者がある観光スポットにもなっています。また,これまでに3か所の長期生態学研究サイトを設定し,今後さらに3か所が設定される予定です。 両者においては,今後,研究者交流の推進,共同プロジェクト研究の実施のほか,合同学術交流シンポジウムの相互開催の計画が予定されており,森林や環境保全研究に関する学術交流の促進,東アジアを中心とした野外研究や共同プロジェクト研究等の円滑な推進を図ることが期待されています。 また,韓国のメディアにも紹介されました。 エコメディア イーデイリー 太田日報

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プレスリリース 本州から来たヒキガエルが北海道の両生類を殺す

2018年11月6日

苫小牧研究林の岸田治准教授らの研究が本学のプレスリリースで発表されました。 https://www.hokudai.ac.jp/news/181106_pr.pdf

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NHKスペシャルに三谷曜子准教授が出演します

2018年10月25日

生態系変動解析分野の三谷曜子准教授が、NHKスペシャル「知床 シャチ 謎の大集団を追え」に出演します。 三谷先生の海洋大型動物研究の一端が垣間見ることが出来ます。   NHKスペシャル「知床 シャチ 謎の大集団を追え」 放送日 2018年10月28日(日)  午後9時00分~9時49分

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2019年1月10日(木)~11日(金)に「森のたんけん隊 2019冬」を実施します。

2018年10月23日

冬の森をたんけんしながら、樹木や生き物について学びます。 実施期間:2019年1月10日(木)~11日(金) 募集対象:小学校4~6年生 募集締切:2018年12月18日(火) 詳細は、「森のたんけん隊」のページをご覧ください。 森のたんけん隊2019冬のポスター

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「森をつかう〜研究者とクリエイターが生み出すものづくり」

2018年10月16日

北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP・コーステップ)のイベントにに天塩研究林の小林助教がゲストで出演いたします。

 詳細はこちら

  「森をつかう〜研究者とクリエイターが生み出すものづくり」   【日程】      2018年10月25日(木) 18:30 – 20:30 (開場18:00)                       トークセッション18:30~19:20(無料)、休憩10分、意見交換会19:30~20:30 (有料) 【場所】      北海道大学 遠友学舎(札幌市北区北9条西18丁目) 【主催】      北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター                       科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP・コーステップ) 【支援】      札幌市文化芸術振興助成金助成 【ゲスト】     小林 真(コバヤシ・マコト)| 北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター 天塩研究林 准教授                       南 美慧(ナム・ミヘ) | 趣美社 代表、デザイナー 【聞き手】     朴 炫貞(パク・ヒョンジョン)| 北海道大学 CoSTEP 特任助教 【対象】      一般市民、日本語で開催 【募集人数】  60人 【参 加 費】    無料、意見交換会は一般1000円  

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森の話、木の話~北方圏世界となかがわの森~≪トークイベント≫

2018年10月3日

天塩研究林の小林真准教授のトークイベントがおこなわれます。 ロシア、アラスカ、北欧など世界の森となかがわの森の共通点と相違点。北方圏世界の森林の入り口としてのなかがわの森の魅力などをお伝えします。また、ロシア極東農業大学で土壌学を専攻し、北海道北部の森林に似た極東ロシアの森林土壌について研究しているElizavata Susloparova(エリザヴェータ・サスロパローヴァ)氏による「ロシアの森のお話」などミニトークも開催します。 【日時】2018年10月6日(土) 14:00~16:00 【場所】紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデン (トークイベント、申込不要、当日会場へお越しくださいませ) 【主催】中川町

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農場公開2018

2018年9月4日

「ロボットトラクタ未来農業~ロボットたちが待っている,ちょっと未来を感じよう!~」 8月17日(金)に,北方生物圏フィールド科学センター生物生産研究農場(北大農場)において,農場公開を行いました。北大農場では毎年公開を行っており,年ごとにテーマを決めて施設や教育研究活動を紹介しています。今回は,現代の農業で近年飛躍的に発展した農業機械について最新のシステムを紹介し体験してもらうというプログラムで,主に札幌市内から小学生と保護者3組7名の参加がありました。当日はオリエンテーションから始まり,ロボットトラクタのお話および実演,自動操舵トラクタの体験試乗,自動枝豆脱莢機の作業見学,農場生産物の試食を行いました。 はじめに,オリエンテーションでは,農場庁舎屋上から実験圃場で試験栽培されている青々とした作物やのんびりと放牧されている牛を眺めながら,全国の大学でも都心の中心部に農場があることは稀なこと等を説明しました。ロボットトラクタのお話では,農学研究院・岡本博史准教授から,機械化農業により一人当たりの耕作面積は拡大し生産性が高まったけれど近年は農家の後継者不足や高齢化など農家人口が減少し食料の安定供給が危ぶまれているので,未来の農業に向けて最新の「ITCを活用したスマート農業」(農業のロボット化)で上記の問題を解消するための取り組みを進めていることについて説明をしていただきました。 続いて,無人トラクタを倉庫前から作業を行う畑まで走行させる実演をし,走行時に説明者がトラクタ前方に近づくと障害物を感知し緊急停止(ブザーが鳴りトラクタ上部のパトライト赤ランプが点灯)する様子や,狭い農道を逸れることなくプログラム通りに移動する正確性などを,走行している無人トラクタの後を歩きながら見学してもらいました。 当日は生憎の雨で,当初予定していた畑での無人トラクタの除草作業はできませんでしたが,その後,自動走行するトラクタへの乗車体験を実施しました。普段乗り慣れている車とは違う高い座席からの広い視野や,力強いトラクタのエンジン音や振動を体験してもらうことができました。自動枝豆脱莢機の見学では,枝ごと刈り取ってきた枝豆から自動で莢をもぎ取る作業を実演しました。次々と枝から自動で莢が外されていく様子に大人も子供も歓声を上げ,楽しんでいただけたようでした。 最後に,北大農場で作られているアイスクリームを試食してもらい,全ての予定を終了しました。 当日は前日からの雨天で畑での実演を行なえず,また,足元が悪い中での見学となりましたが,参加された小学生や保護者の方は熱心に話を聞き多くの質問をするなど強く関心を持たれたようです。今後も農場公開を通して「農業における機械の役割や重要性」について考える機会を提供していきます。

写真1:屋上でのオリエンテーション

写真2:無人走行の見学

写真3:無人トラクタの試乗

写真4:自動枝豆脱莢機のデモ作業

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耕地圏ステーション生物生産研究農場荒木肇先生が「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」を受賞

2018年8月21日

本センター耕地圏ステーション生物生産研究農場 荒木肇先生におかれましては,このたび,独立行政法人日本学術振興会から「平成30年度ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」を授与されました。 この賞は,科学研究費助成事業(科研費)による研究成果を,小・中学生や高校生に体験・実験・講演を通じて分かりやすく紹介する日本学術振興会の事業である 「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI~」 において,継続的にプログラムを実施している研究者に授与されるもので,本学からは,荒木教授が受賞しました。      


 

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【小学5・6年生、中学生対象】ひらめき☆ときめきサイエンス「 挑戦!イクラをさかなにしてみよう!」を開催します

2018年8月3日

「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5・6年生、中学生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。 参加する皆さんが将来に向けて、科学的好奇心を刺激してひらめき、ときめく心の豊かさと知的創造性を育む内容となっています。


プログラムの詳細はこちらから http://www.jsps.go.jp/hirameki/index.html 日本学術振興会ホームページ「ひらめきときめきサイエンス」で検索
ご不明な点は、下記までお問い合わせください。 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 学術協力担当 電話:011-706-2572  FAX:011-706-4930 メール:kyoryoku□fsc.hokudai.ac.jp(□をアットマークに置き換えて送信してください)                                  
 

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北大農場公開2018『ロボットトラクター 未来農業~ロボットたちが待っている、ちょっと未来を感じよう!!~』のご案内

2018年7月27日

生物生産研究農場では,2018年8月17日(金)に農場公開を行います。 詳細は、チラシをご覧ください。 日  時:2018年8月17日(金)8時30分(集合)~12時00分(終了予定) 場  所:北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター  生物生産研究農場(北大農場) 対  象:小学4~6年生と保護者10組20名程度 参  加  費: 1組800円(傷害保険料+雑費) 申込方法:参加者全員の住所・氏名(ふりがな)・年齢・性別・電話番号・ メールアドレスを明記してEメール( kyoryoku□fsc.hokudai.ac.jp )□をアットマークに置き換えて送信してください。 またはFAX( 011-706-4930 )にてお申し込みください。 (電話でのお申し込みはご遠慮ください。) 申込締切:先着順で定員になり次第、受付終了                        

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【中学生対象】ひらめき☆ときめきサイエンス「農業をささえる名脇役~緑肥作物ってなんだろう?~」を開催します


「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、中学生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。 参加する皆さんが将来に向けて、科学的好奇心を刺激してひらめき、ときめく心の豊かさと知的創造性を育む内容となっています。 興味と関心のある中学生のご参加をお待ちしています。
プログラムの詳細はこちら http://www.jsps.go.jp/hirameki/index.html 日本学術振興会ホームページ「ひらめきときめきサイエンス」で検索
ご不明な点は、下記までお問い合わせください。
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 学術協力担当
電話:011-706-2572  FAX:011-706-4930
メール:kyoryoku□fsc.hokudai.ac.jp(□をアットマークに置き換えて送信してください)






















 

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室蘭臨海実験所でのHokkaido Summer Instituteの授業が紹介されました

厚岸臨海実験所と室蘭臨海実験所では、HSI(Hokkaido Summer Institute)の一環としてIntegrated Marine Biology and Ecology I, II, IIIを行っています。この度、室蘭臨海実験所での授業がHSI reportとして紹介されました。Facebookでも紹介されています。 https://www.global.hokudai.ac.jp/

HSI Report: Integrated Marine Biology and Ecology I
https://www.facebook.com/hokkaidosummerinstitute/

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【小学5・6年生対象】ひらめき☆ときめきサイエンス「海の森の調査隊~おしょろで“こんぶ”の役割を考える~」を開催します

2018年7月3日

「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5・6年生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。 参加する皆さんが将来に向けて、科学的好奇心を刺激してひらめき、ときめく心の豊かさと知的創造性を育む内容となっています。


プログラムの詳細はこちらから http://www.jsps.go.jp/hirameki/index.html 日本学術振興会ホームページ「ひらめきときめきサイエンス」で検索
ご不明な点は、下記までお問い合わせください。 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 学術協力担当 電話:011-706-2572  FAX:011-706-4930 メール:kyoryoku□fsc.hokudai.ac.jp(□をアットマークに置き換えて送信してください)





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【中学生・高校生対象】ひらめき☆ときめきサイエンス「 生き物の個性から学ぶ、豊かな森の守り方」を開催します

  「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。 参加する皆さんが将来に向けて、科学的好奇心を刺激してひらめき、ときめく心の豊かさと知的創造性を育む内容となっています。


詳細はこちらから https://www.hokudaiforest.jp/special/hiratoki2018uryu/

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ニュースレター19号が完成しました。是非ご覧下さい。

2018年6月29日

動植物エッセイ 「ミズナラもふるさとがやっぱりあずましい」

森林圏ステーション 南管理部 門松 昌彦

研究エッセイ「親とは違う種類の子供を産む魚」

水圏ステーション 七飯淡水実験所 山羽 悦郎

フィールドエッセイ「自然エネルギー研究からの学び」

耕地圏ステーション 生物生産研究農場 荒木 肇

Photo Gallery 北方生物圏フィールド科学センターへの要望

大学院農学研究院 研究院長 横田 篤(センター外運営委員)

今後開催するイベントなどのお知らせ 編集後記 ダウンロードはこちらから

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【中学生対象】ひらめき☆ときめきサイエンス「 体験!ベリー研究の最前線“君も育種家になろう!”」の開催について

2018年6月22日

「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、中学生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。 参加する皆さんが将来に向けて、科学的好奇心を刺激してひらめき、ときめく心の豊かさと知的創造性を育む内容となっています。


プログラムの詳細はこちらから http://www.jsps.go.jp/hirameki/index.html 日本学術振興会ホームページ「ひらめきときめきサイエンス」で検索
ご不明な点は、下記までお問い合わせください。 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 学術協力担当 電話:011-706-2572  FAX:011-706-4930 メール:kyoryoku□fsc.hokudai.ac.jp(□をアットマークに置き換えて送信してください)

 

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植物園で小学生向け公開講座「葉っぱで作る植物図鑑」を開催します

2018年6月15日

北大植物園では、7/26(木)・7/28(金)に、小学生向け公開講座「葉っぱで作る植物図鑑」を開催します。 植物園のいろいろな葉っぱを使って、自分だけの植物図鑑を作ってみませんか? 詳しくはこちらをご覧下さい。 なお、受付は6/15(金)から。定員になり次第、締め切ります。

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【小学5・6年生、中学生、高校生対象】ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI(研究成果の社会還元・普及事業)開催のお知らせ【主催:北方生物圏フィールド科学センター】

2018年6月1日

「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。 参加する皆さんが将来に向けて、科学的好奇心を刺激してひらめき、ときめく心の豊かさと知的創造性を育む内容となっています。生物・農学・自然分野のいろいろなプログラムを用意しています。 興味と関心のある小学5・6年生、中学生、高校生のご参加をお待ちしています。


プログラムへの申し込みはこちらから http://www.jsps.go.jp/hirameki/index.html 日本学術振興会ホームページ「ひらめきときめきサイエンス」で検索
ご不明な点は、下記までお問い合わせください。 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 学術協力担当 電話:011-706-2572  FAX:011-706-4930 メール:kyoryoku□fsc.hokudai.ac.jp(□をアットマークに置き換えて送信してください)






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2018年5月17日(木)に、安全講習、名寄ガイダンスを実施しました。

2018年5月17日

2018年5月17日(木)に、安全講習、名寄ガイダンスを実施しました。 場所:名寄教育研究棟(北管理部) 対象者:名寄に所属する学生、院生等 10:00-12:00 安全講習、名寄ガイダンス 13:00-14:00 ゼミ打合せ 詳しくは、こちらをご覧ください。 安全講習会の様子

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Newsletter #20-1 長寿の秘訣 ~地球上の最長寿生物「ナラタケ菌類」の三つの秘密~! (森林圏ステーション 南管理部 車 柱榮

2018年11月14日

 時代が変わっても健康と長寿は昔から、人類共通の願いである。日本は世界一の長寿国である。その理由について、食べ物と長寿の関係に詳しい日本食肉消費総合センターは、抗生物質の開発や医学の進歩の他に、食生活の質的転換、すなわち穀粒中心から動物性食品を併せて摂る食生活が進んだから、という。しかし、長寿には医薬や栄養源以外の理由はないのだろうか? 実は、私がこれまで研究してきたナラタケ菌類は現在、地球上で一番体が大きく最長寿の生物なのだ。森林において、10トン以上の体で1,500年も生きているナラタケ菌類が私たちに長寿の秘訣を三つ教えてくれた。
 秘訣その一は“器用な生き方をすること”:北海道で「ボリボリ」と呼ばれているナラタケ菌類は、私の研究によって2新種と1新亜種を含む6種が生息していることが分かった。世界的には30種以上の多様な種がある。彼らの生活パターンは驚くことに、樹木を含む森林植物に対する病原菌でありながら、自ら倒木、落葉及び落枝などの木質分解能力を持っていることに加えて、他の植物や菌類との共生能力も併せ持つことである。まさに器用な生き方が出来ることなのである。

 秘訣その二は“繋がりを作ること”:ナラタケ菌類は、緑の葉を持っていないことで独自生存が不可能なラン科植物のオニノヤガラやツチアケビとの共生生活を送っている。森林内では、ナラタケ菌類は寄生者や腐生者として土壌中に特異な兵器とも言える菌糸束を伸ばし、オニノヤガラの根茎やツチアケビの根と繫がるのである。彼らと栄養分や水のやり取りをして共に生きることが出来るのである。  共生するキノコもある。森の中の切り株や枯死木には正常なキノコの傘が出来ず団子状になってしまうタマウラベニタケを見かけることがある。それはナラタケ菌類の技である。タマウラベニタケはナラタケ菌類がいる場所でしか発見できない。ナラタケ菌類がまず木質を分解し、そこで生成された2次代謝物質がタマウラベニダケの生存には欠かせないようだ。タマウラベニタケは栄養分を求めて、ナラタケ菌類に侵害を受けながらも共存するのである。さらに、森林内には大きなウサギ耳状のものを作ることでオオミノミミブサタケと呼ばれるキノコがある。土の中に形成された菌核から生えたものである。菌核を調べてみると菌核内部がナラタケ菌類の菌糸束で侵されている。すなわちオオミノミミブサタケ菌はナラタケ菌類から侵害されることで危機感を感じ、キノコを作り胞子を飛ばすことで子孫を残せるのである。このようにナラタケ菌類の菌糸束は森林土壌中であらゆる生き物と繋がりを作る。ネットワーク作りが上手な生き方が第二の秘訣と言える。

 秘訣その三は“ボランティア上手であること”:ナラタケ菌類の菌糸束の外側はエナメル質のような光沢質である。野鳥であるクロツグミやアカハラは森林内で巣を作り、雛を育てている。ナラタケ菌類の菌糸束は、地面の腐った倒木などから容易に、豊富に取れる。菌糸束は、保温性があり、またヒナの排泄物や雨水に対する撥水性が優れているので、雛と接している巣の内部材料として使われる。そこで使われた菌糸束は死ぬことでナラタケ菌類にとっては何のメリットもないように見える。しかしよく考えると、森の中にナラタケ菌類が生息していることで巣のための材料提供が出来、ツグミやアカハラが住みやすい環境になる。そこに棲息するアカハラは植物の果実を餌にすることで樹木の種子散布の働きがある。多様な森林が維持されることはナラタケ菌類の生存や広がりにとっても都合の良い環境になる。このことは「野鳥のためにあることが回りまわって自分のためになる」というボランティア精神あふれる生き方と言えるのではないだろうか?
 さて、ナラタケ菌類の長寿の秘訣は私たちの長寿にどのように生かすことができるであろうか?ナラタケ菌類のような完全な“器用さ”は望まなくていいが、新しいことを目指す姿勢を持つこと。また、身の回りのすべてと社会的ネットワークを作り、時間がある限り奉仕の生活を送ることで自分を照らされ、生きる必要性を感じることである。すなわちナラタケ菌類の生き方こそが、身体的(フィジカル的)・メンタル的な長寿のための秘訣ではないだろうか?

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苫小牧研究林の岸田治准教授らの研究が紹介されました

2018年11月9日

苫小牧研究林の岸田治准教授らの、本州のヒキガエルが北海道の在来両生類を中毒死させる研究が全国紙2紙に紹介されました。 yahooニュースでは毎日新聞版の全文がお読み頂けます。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181106-00000000-mai-life 公益財団法人 森林文化協会では朝日新聞版の全文がお読み頂けます。 https://www.shinrinbunka.com/news/pickup/17313.html 毎日新聞(有料記事) https://mainichi.jp/articles/20181106/ddm/012/040/038000c 朝日新聞(有料記事) https://www.asahi.com/articles/CMTW1811070100005.html

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雨龍研究林の間伐材で登山道標柱が整備されました

2018年10月18日

雨龍研究林の間伐材により、幌加内町では北海道百名山の「三頭山」と「ピッシリ山」の標柱を設置しました。

掲載広報誌はこちらから

 

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植物園で「葉っぱで作る植物図鑑」を開催しました

2018年8月3日

耕地圏ステーション植物園では,7月26日(木)・27日(金)の2日間にわたり,大学等地域開放特別事業「葉っぱで作る植物図鑑」を開催しました。 この企画は,例年同時期に,小学生を対象として実施しており,本年度も2日間で4回(1日2回),合計40名の小学生が参加しました。 両日とも天候に恵まれ,参加者たちは園内でハルニレの観察や葉っぱの採集をした後,室内に入り,職員の指導により図鑑づくりに取り組みました。 植物園では,3月にも小学生を対象とした「冬の植物園 ウォッチングツアー」の開催を予定しております。

園内で葉っぱの採集を行う参加者たち

室内で図鑑づくりに取り組む参加者たち

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Newsletter #19-4 自然エネルギー研究からの学び

2018年6月22日

耕地圏ステーション 生物生産研究農場 荒木 肇

 再生可能エネルギーの農業活用について、工学部から作物残渣のエネルギー資源化の研究依頼があり、北大農場で産出される作物残渣の所持熱量測定や粉砕、ペレット化の可能性調査が、自然エネルギー研究の始まりだった。地元業者からの依頼もあり、夕張温泉のボイラー室からの余剰熱と温泉廃湯(熱交換温水)とをハウス内と内部のベッドに導入して、冬季アスパラガスを試みた。ホテル社長や地元の設備会社社長が、自らの施設や道具でシステムをつくり、厳冬期でもハウス内暖房なしにアスパラが生産された。
 夏に雪冷熱や冬季に堆肥熱にチャレンジした。夕張市の閉校学校活用事業で、厚生労働省からの補助事業で、その一部には自然エネルギーによる体育館での野菜生産が含まれていた。自然熱源から人間が活用する熱量を獲得するには大量の雪や堆肥が必要である。「雪を使うと省エネ」「雪は代替冷熱源」には間違いないが、それを実現するには「研究施設」を作成してからの研究になる。上述の事業費から、雪冷熱は設備会社が地下雪室(L4.5xW3.6xH2.7m)を製造し、体育館内にアスパラガスやチコリーの栽培ベッドを利用させていただいた。
 チコリーは根株を定植して15℃で萌芽して食用にするが、20℃では葉が結球せず、10℃では葉が伸長しない。温度制御を研究するには好適な材料である。雪室からベッドへの冷熱輸送は雪室底部とベッド間に循環パイプを設置し、冷水循環で対応した。つまり冷水がベッドに行き、そこで暖められた水は雪下で冷却されて、またベッドに導く方法である。
 調査を継続すると種々の課題がでてきた。「室中の雪が7月で融けてしまった」。雪室といっても、壁には断熱材を貼り、地温伝導を抑制、融水はポンプでくみ上げ等の工夫をしているが、こればかりは雪量で解決するしかない。結局データを採取した年は25万円を払って美唄から雪を購入した。次に「冷水は来るがベッドは冷えない」。冷水はベッドの壁面を通過する。ベッドにも断熱材を底面・側面・天井に設置しているおり、ベッドおいたハウス内も地中熱の冷風を流している。地中からの冷風は地上にあがるとすぐに高温になる(空気の比熱はたいへん小さい)。周囲が25℃以上なら、断熱材を貼っていても、ベッド内部の気温は冷やせない。盛夏に雪冷熱でチコリーをつくる試みは失敗したが、「栽培箇所の断熱と培地の直接冷却」の重要性を認識した。あたりまえのことがやっとわかったのである。
 翌年は栽培室(断熱材で囲う、L1.8xW1.8xH2.4m)をつくり、この内部に地下3mの地中熱を導入するが、その導入パイプも断熱材被覆。栽培室内部には培養液を循環させる水耕装置を設置し、培養液中に雪冷水パイプを直接導入。結果としてこの方法は盛夏でも培養液を15℃に制御することとなった。
 培養液に投げ込みクーラーをいれれば設定温度は実現できたかと思う。技術研究とするなら、熱供給側(貯雪→雪冷水循環)と栽培装置側(室内温度や培養液循環)の双方が温度管理できる構造物であることが技術の鍵である。「雪で冷却」はローテクであり、「雪で冷えるのは当たり前」の発想もあり、研究費獲得も容易ではない。そのローテクを実現する環境にも考慮いただきたい。
 最後に環境で一言。自然エネルギーでの農業生産に関心をもつ学生が多い。なぜ実現できないのだろうか?原子力依存の政策にも問題がある。「自然エネは不安定か」はもちろんそうである。自然に依拠しているから。技術的にまだまだアイディアや知恵が必要です。そして自然エネ活用を動かす社会や組織が必要である。前述の研究では、技術だけでは自然エネ活用はできないと実感した。自然エネを使う社会をどうつくるか? 初期投資の確保、自然エネ活用事業の経営、利潤分配等の課題があり、この「環境起学」が重要。熱心な学生がいるが外部資金が不充分で、研究費をかなり投入した。退職までには赤字解消を申し添える。

養液栽培でのチコリー生産


地下雪室への雪の追加

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Newsletter #19-3 北方生物圏フィールド科学センターへの要望

2018年6月13日

大学院農学研究院 研究院長 横田 篤(センター外運営委員)

 私の専門は農芸化学の応用微生物学で、学生時代を含めこれまで40年近く専ら実験室におりましたので、フィールド科学センターとは接点がありませんでした。しかし農学研究院長として3年前からセンター外運営委員となり、漸くセンターとの関わりができました。そこで運営委員会での経験と農学研究院や北大の運営面からの要望を述べてみたいと思います。  運営会議に出席して初めて知り印象的であったことは、センターの各施設が各領域の学内外の研究者に利用されているだけでなく、文科省教育関係共同利用拠点として学外や海外からも学生を受入れ、フィールド科学に強みのある北大の教育研究に有効利用されていることでした。一方で、組織再編により2001年にセンターが誕生し各領域が一つの組織にまとまった意義を踏まえた今後の展望についての議論が必要ではないかと感じました。これは逆に言えばセンター発足時に農学部から農場、牧場、演習林、植物園と一挙に4つもの附属施設が切り離されたことの教育研究面におけるデメリットをどうしても考えてしまうからです。  次に本論として北大の運営面から見た要望です。そもそも演習林や農場は維持資金としての基本財産であり、その運用(経営)収入は札幌農学校や北海道帝国大学の経常的な運営財源でした。秋林ら(北大演研報 54(2), 273-298 (1997))は、例えば昭和初期に雨龍地方演習林の森林売却益によって理学部創設費(昭和2~5年)の半分が賄われ(現在博物館となっている旧理学部の建物新営費の70%)、他にも医学部附属病院拡張費(昭和元〜9年)、農学部の改築(含現在の本館新営)費(昭和7~12年)の大部分が支弁され、これが農学校から帝国大学への昇格やその後の総合大学化の決め手になったと述べています。国の財政が逼迫する中このような自己資金の有無は大学運営に決定的に重要であったため、当時の帝国大学は演習林の拡充に努めました。中でも北大の演習林は広大で現在でも国立大学の全演習林面積の1/2、世界の大学演習林としても最大の面積を誇っています。残念ながら現在は過去の過度な伐採により森林が回復せず、研究林の収益はごく僅かと聞いています。  一方、世界一の広大な面積を生かしてカーボンオフセットの仕組みを導入すれば、伐採によらずに持続的な収益をあげることが可能との試算があります。法人化による財政難に苦しむ今こそ演習林設立の原点に立ち返り、全学の経営に貢献する時ではないでしょうか。センターの理念としての「持続的な生物生産」にも合致し、緑のスクールカラーを持つ北大らしい先進的な取組みとして世間からも評価されるでしょう。この取組みは過去に何度か検討されていると聞きますが、この機会に是非推進し実現していただきたいと考えます。  フィールド研究に従事していない素人が勝手なことを申し上げました。ご無礼や私の思い違いがあれば指摘いただき、ご容赦とご教示を乞うものです。

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Newsletter #19-2 桃栗三年柿八年…

2018年5月15日

水圏ステーション 七飯淡水実験所 山羽 悦郎

 20年以上前に、「桃栗三年柿八年といいますが、これは種(タネ)から栽培した場合です。甘柿の枝を渋柿の根に接木すれば、八年かからずに甘柿を食べられるのです。このような種苗生産を魚でできないでしょうか。…」という文章で始まる科学研究費の申請をしました。首尾よく研究費に採択され研究が始まりました。どんな研究かというと、まずある魚(ドナー種)の発生過程で分化してくる生殖細胞の元となる細胞(始原生殖細胞:PGCといいます)を取り出し、別の種(宿主種)の胚へ移植します。そうすると宿主種の生殖腺にドナー種のPGCが組み込まれ、やがて宿主種の生殖腺の発達に伴ってドナー種の配偶子(卵、精子)が作られます。このままだと宿主種の配偶子も作られますから、宿主種のPGCは分化できないようにします。このようにして、別の種の配偶子を作る魚が作り出されました。約3ヶ月で成熟するゼブラフィッシュを宿主種とし、成熟に1年以上かかるキンギョやドジョウの精子が作れたのです。つまり、キンギョやドジョウのPGCをゼブラフィッシュへ接ぎ木することで配偶子を作るまでの時間を短縮することができました。しかし、どんな魚の配偶子も作り出せる訳ではありませんでした。同じ属の近縁種なら卵も精子も作れますが、遺伝的な距離が遠くなるにつれて精子だけしかできなくなり、目のレベルまで離れると配偶子は作られませんでした。接ぎ木の場合でも、種間の遺伝的距離が遠くなればつながらなくなりますから。  「接ぎ木」というのは農業・園芸用語です。別の種の配偶子を作り出す魚は、動物での「キメラ」という用語を使います。キメラというのは、遺伝的に異なる2つ以上の細胞から個体が構成されているという意味を持ちます。受精後、細胞が増殖をする時期に、同種の他胚からの細胞を移植すれば簡単にキメラは作り出せます。キンギョにフナの胚を移植すると、キンギョとフナの細胞をもったキメラができ、さらに両方の配偶子を作ります。すなわち、一つの個体から複数の個体の配偶子を生産することができます。これを発展させれば、多様性を持った配偶子を少ない個体に作らせることができるのではないかと考えています。現在、数多くの胚からPGCを集めて移植したキメラの誘導を目指し、研究を進めています。

ゼブラフィッシュに移植されたウナギのPGC(緑)、周りの赤い細胞がゼブラフィッシュのPGCs


キンギョにフナの胚盤を移植した胚から発生したキメラ個体

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Newsletter #19-1 ミズナラもふるさとがやっぱりあずましい

2018年4月12日

森林圏ステーション 南管理部 門松 昌彦

 古くから、北海道は優れた材質の広葉樹を産するところとして世界的に知られてきました。その広葉樹のひとつであるミズナラは、明治時代には「インチ材」の枕木として欧州に輸出されていました。ただし、実際の用途は枕木ではなく、家具の材料と使われていました。ナラ類の柾目(まさめ)という切断面には、「虎斑(とらふ)」とよばれる美しい紋様が表れ珍重されます。しかし近年、広葉樹王国と呼ばれてきた北海道にも陰りが見えてきて、道産材流通量が減少し輸入材が増加しています。  これに対処するため資源量の確保は当然ですが、育種的観点を入れて品質の向上を図ることも望まれます。道東の足寄(九州大学北海道演習林)では、足寄産ミズナラの材質が地域特性なのかどうか問題になったことがあると聞いたことがあります。一方、研究が先行している針葉樹のトドマツでは雪や寒さに関係する地域変異が報告されています。ミズナラの品質等が自生地の環境に影響されるのか、または遺伝的違いに左右されているのかを明らかにするため、1981年に以下の地域の同一母樹セットのドングリを相互交換し、足寄、山部(東京大学北海道演習林)、雨龍(北海道大学雨龍研究林)に産地試験地が設定されました。産地として定山渓(国有林)も加えられました。  設定20年後に3試験地を調査しました。産地を比較すると、根元直径は山部が最も太く、定山渓が最も細かったです。樹高も山部が最高で、定山渓が最低でした。試験地間を比べると山部試験地が成績優秀でした。試験地内での産地同士の違いをみると足寄では顕著ではありませんでしたが、他の試験地では根元直径、樹高ともに産地により違いがありました。さらによくみると、山部試験地ではそこがふるさとの山部産が、雨龍試験地では雨龍産が相対的に成績が良かったです。なお、定山渓産は3試験地全てで最悪の結果を示しました。設定30年後に3試験地を再調査しましたが、似たような傾向がみられました。 最大積雪深は足寄、山部、雨龍の順に深く、足寄は1mにもなりませんが、雨龍では平地でも2mを優に超えます。写真に示したように、雨龍試験地では一部の足寄産ミズナラが雪圧の被害を受けていました。産地間の違いの要因のひとつとして雪が挙げられるかもしれません。 ミズナラ人工林は100年強で収穫できると言われています。今37年を迎えた試験地はまだまだ若いステージにあります。

写真1 雨竜試験地の足寄産ミズナラ(根本曲り)


写真2 足寄試験地の足寄産ミズナラ

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2018年2月25日(日)に、第5回KIKORI祭に参加しました。

2018年3月5日

北海道中川町で、第5回KIKORI祭が開催されました。 3名1組でチームで参加します。 名寄(名寄教育研究棟)からは、「北大北管理部」「NYR38」「木人会」の3チームが参加しました。 詳しくは、こちらをご覧ください。 中川町のKIKORI祭のページは、こちら。 http://nakagawanomori.info/kanko/kikori/

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Newsletter #18-4 新任教員紹介

2017年12月24日

新任教員紹介:市原 健介(いちはら けんすけ)
(News letter 18号掲載予定)

水圏ステーション 室蘭臨海実験所・特任助教

経歴: 北海道大学大学院理学院自然史科学専攻博士後期課程修了。博士(理学)。専門は海産緑藻の分類学、進化生物学。東邦大学博士研究員、日本女子大学学術研究員、日本学術振興会特別研究員(東京大学新領域創成科学研究科)等を経て、平成29年4月より現職。  初めまして、2017年4月に文部科学省教育関係共同利用拠点の特任助教として室蘭臨海実験所に着任しました市原健介と申します。これまでは主に緑色の海藻類を対象として、分類(新種記載)や適応進化の研究を行ってきました。大学院時代は、沖縄県で発見した淡水産のアオノリの新種記載や低塩濃度への適応機構についての研究を行い、学位を取得しました。学位取得後は緑色海藻シオグサ科の分類や、微細藻ヒメミカヅキモの有性生殖機構、最近では緑色海藻アオノリ類での性染色体領域の解析や生殖様式の進化について研究を進めています。  室蘭臨海実験所には、もう10年以上昔の話になりますが、学部生時代に臨海実習でお世話になった思い出があります。当時の実験所は、チャラツナイの崖の下にあり、眼前に雄大な太平洋が広がっていたのをよく覚えています。臨海実験所という自分の研究対象である海藻類がいつでも採れる場所で、研究生活を送れることはとても幸運なことです。ここでの生活を通じて、自分の研究テーマをしっかりと確立したいと考えています。  着任し、すでに半年以上が経ちますが、国内・国際臨海実習に加えて、室蘭市の小学生や中学生を対象とした学習会を複数担当させて頂いたこともあり、本当にあっという間に時間が過ぎて行ったと感じています。陸上植物と比べると、海藻類は花も付けませんし、地味な印象が強いかもしれません。しかし、実際に海に出てみると、陸上植物の花に勝るとも劣らない鮮やかな色彩の海藻を多く見ることができます。紅藻、緑藻、褐藻はそれぞれに多様性な生活史や生殖様式を持っており、生物学的な視点で見てみても非常に魅力的なグループです。また褐藻類からはアルギン酸やフコイダン、紅藻類からは寒天等の抽出物も多く生産されており、実は人の生活に密に関わっているグループでもあります。臨海実験所で行なわれる実習やその他のアウトリーチ活動を通して、様々な海藻の魅力的な面を利用者の方たちに伝えていけるよう努力していきたいと思います。どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

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Newsletter #18-3 動植物エッセイ

2017年12月22日

動植物エッセイ:エンビセンノウ―“湿原の花火”を消さないために
(News letter 18号掲載予定)

耕地圏ステーション 植物園 中村 剛

 ナデシコ科のエンビセンノウは,北海道では日高・胆振地方のみに見られます.湿性草地のヤチボウズ上に生育し,夏には花火のような紅色の花をつけてヤチボウズの緑と鮮明なコントラストを成します.しかし,湿性草地は放牧地への転換など開発を受けやすく,その自生地は激減しています.私たちの生態調査で,道内ではエンビセンノウは9集団約300個体しか現存せず,そのうち7集団は10個体以下で,絶滅の危険性が非常に高いことが分かりました.  実は,北海道は日本で最も絶滅危惧植物が集中する地域の1つです.しかし,北海道の絶滅危惧植物は必ずしも道固有種ではなく,東北アジアに広く分布する種が多く含まれます.エンビセンノウも,日本(北海道,青森,長野),韓国(江原道),中国(吉林省),ロシア(沿海地方)の環日本海に分布します.種の分布は広い一方で,集団が僅少な日本,韓国,中国で絶滅危惧種・希少種に指定されています.  私は,東北アジアの絶滅危惧植物の研究と保全を行っています.従来,広域分布する絶滅危惧植物の保全研究は,国境という非生物学的な枠組みで制限されてきました.しかし,種の効果的な保全のためには,分布域全体で集団間の遺伝子流動(花粉や種子の移動)の頻度や方向性,集団の遺伝的固有性を明らかにし,集団の保全優先度をグローバルに評価して,その知見を関係国間で共有するネットワーキングが必要です.  これまでロシア,中国,韓国で,研究室の大学院生たち及び現地の共同研究者と調査・採集を行いました.エンビセンノウが絶滅危惧種とされていない唯一の国であるロシアでは,広大な湿原に数百株が咲き乱れており,健全な自生地の環境を知ることができました.遺伝解析の結果,長距離の遺伝子流動はほとんどなく各国で遺伝的固有化が進んでいることがわかり,遺伝的多様性を失わないために日中韓で生息域外保全を進めることになりました.また,北海道・青森集団はロシア集団と,長野集団は韓国・中国集団と比較的近縁なことから,本種は,ロシアから北海道,朝鮮半島から本州の南北2ルートで日本に進入したと考えられます.この分布拡大経路を背景として,種内最大の遺伝的分化は北海道–長野間に認められました.日本国内の保全活動ではこれに留意し,自生地や栽培下で遺伝子汚染を起こさないよう注意が必要です.  環境省では既にエンビセンノウの栽培・増殖を行っていますが,株の由来が不明でした.分布域全域をカバーした遺伝解析の結果と照合することで長野県軽井沢の由来と判明し,生息域外保全株としての価値を回復することができました.北大植物園でも,工事で消失した自生地のエンビセンノウを生息域外保全しています.増殖した保全株を環境が回復した元自生地へ植え戻す計画を地権者企業と協力して策定し,また,環境教育のために園内に自生地の様子を再現した生態展示を制作しました.この生態展示を見て,エンビセンノウの遥かな旅路とその保全意義について考えて頂けたらと思います.  

ロシア沿海地方のエンビセンノウ大群落.日本,中国,韓国では保全対象種である.

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Newsletter #18-2 研究エッセイ

2017年12月13日

研究エッセイ:海のしきさい
(News letter 18号掲載予定)

水圏ステーション 厚岸臨海実験所 伊佐田 智規

 2017年12月23日、JAXAから海の色を測定する新しい高解像度の地球観測衛星SGLI/GCOM-Cが打ち上げられます。愛称は『しきさい』に決まりました。私の研究の一つは、海の色を調べて、海の中にいる植物プランクトンの量、種類、光合成量などを、衛星から推定する事です。船に乗って現場の海水データを集め、それらからアルゴリズムと呼ばれる関係式を作り、衛星の情報と組み合わせる事で、植物プランクトンの量などを広範囲かつ連続的に推定します。海の植物プランクトンは光合成により二酸化炭素を吸収するので、地球温暖化など現在の地球の状態を評価する上でも、その動態を衛星から知る事は重要です。食物連鎖の出発点でもあるので海洋生態系をより理解する事にも繋がります。  ところで皆さんは、海の色は?と聞かれた場合、どんな色をイメージしますか?おそらく「青」をイメージする方が多いと思います。しかし、海の色は場所や季節によって異なります。陸から遠く離れた外洋域の海は確かに青いのですが、厚岸臨海実験所の目の前にある沿岸の海はむしろ緑っぽく、黄色、茶色、黒っぽい時もあります(下写真)。毎日違う色を見せてくれるので、陸でのお花見や紅葉の様な感覚で楽しむ事ができます。海の色は、水分子自身、植物プランクトン、懸濁物質(デトリタス)、色がついた溶存有機物(有色溶存有機物)の吸収・散乱で決まります。海の色を測定する衛星は、太陽の光が水中に入り、これらの物質に吸収・散乱され、最終的に海から返ってきた残りの光(反射率)を測定しています。現場にある物質と反射率の関係が予め分かっていれば(アルゴリズムを作れば)、反射率を測定するだけで海面付近の情報を推定する事が可能になります。水分子の振る舞いはどこでも変わらないので、外洋域における水中の光吸収成分は主に植物プランクトンである、と比較的単純に考える事ができるのですが、厚岸の様な沿岸域は植物プランクトン以外にも、懸濁物質や有色溶存有機物が豊富に存在するので、複雑な光学特性を示します。特に有色溶存有機物は、陸上の森林や特に湿原などで生成されたフミン酸やフルボ酸といった腐植物質から構成される物で、紫外域を良く吸収します。厚岸水系の上流にはラムサール条約湿地にも登録されている別寒辺牛湿原があり、有色溶存有機物が豊富に含まれた水が別寒辺牛川を通じて厚岸湾へと流れてきます。厚岸の海が黄色や茶色に見える時があるのはそのためです。  新しい海色衛星『しきさい』では、植物プランクトンの量を推定する事以外にも、有色溶存有機物を正確に推定する事もミッションの一つとされています。有色溶存有機物は海への河川流入の指標にもなるので、森・川・海の流域評価にも力を発揮する事が期待されています。厚岸の海は複雑な光学特性を示す一方で、有色溶存有機物の影響を評価できる、まさに最適の海域となっています。『しきさい』がどんな地球の彩りを映し出してくれるのかが楽しみなのと同時に、この衛星の高精度化に向け、厚岸臨海実験所のみさご丸に船酔いにも負けず乗船し、現場検証データを取得する事で、地球観測ミッションに貢献できればと思っています。

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Newsletter #18-1 フィールドエッセイ

2017年12月8日

フィールドエッセイ:ドングリを拾い続けてわかる長期観測の重要性
(News letter 18号掲載予定)

森林圏ステーション 北管理部 植村 滋

 果実や種子の数が、個体間で同調しながら年次変動する現象を豊凶変動といい、狩猟採集の時代から人々の暮らしと密接に関わる生物現象として、大きな関心が払われてきました。豊凶変動は個体群の更新動態だけでなく、それらを摂食する哺乳類や鳥類、昆虫などさまざまな生物の個体群動態にも大きな影響を及ぼします。そのため、変動のパタンや豊凶を引き起こすメカニズムを解き明かすことは、生物生産の現場はもとより、複雑な生態系の相互関係の理解にとっても重要な課題のひとつです。  北方生物圏フィールド科学センターの各研究林では、北海道の代表的な落葉広葉樹で、木材資源としても重要なミズナラの種子、つまりドングリの成り具合を長期にわたって観測しています。最も早くから観測が行われている雨龍研究林では、1981年に流域の異なる3つのサイトで林冠を構成するミズナラの成熟個体を選定し、観測を開始しました。その後の台風などによる風倒や大きな枝に損傷を受けた個体を除く47個体でモニタリングが続けられ、2017年現在で36年間のデータが蓄積しています。

 モニタリングでは、毎年8月に樹冠下のササや下草を刈り払ったあと、9月初旬から10月上旬まで都合3回、樹冠下に落下したすべてのドングリを拾い集めます。拾い漏れがないように、落ち葉の下も丁寧に探します。集めたドングリは母樹ごとに袋に入れて庁舎に持ち帰り、全体の重さを測った後、ひたすら数えます。最後に、虫食いやシイナ(中身が充実していない種子)を除き、母樹ごとに50個の健全なドングリをランダムに抽出して、1個ずつ重量を記録し、平均値と分散を求めます。数え終わったドングリは山に撒いて、次世代の森の育成に役立てます。  秋の森でのドングリ拾いと言えば、のどかで楽しい牧歌的な光景を思い浮かべる人も多いと思いますが、観測個体が多いことに加えて、庁舎内での計測作業は単純かつ単調ながら、集中力と忍耐力が求められるきつい作業です。特に生産数がそれまでの平均の6倍以上にもなった2010年は、まさにマスティングと呼ぶに相応しい圧巻の大豊作で、手分けして数えたドングリの総数は実に38万個。しばらくは誰もがドングリの顔を見るもの嫌になったほどでした。

 これまでの観測結果から、個体間やサイト間で変動の傾向が同調し、受粉期や登熟期の気温や降水量など地域的な気象環境が影響していることが明らかになりました。また、豊作の翌年は不作あるいは凶作になる確率が高く、豊作によって翌年の繁殖に利用される貯蔵資源量が低下するなどの個体の内的要因も豊凶に関与していることが明らかになりました。長期間の変動傾向の中で特に注目されるのは、観測期間の前期は1987年の豊作年を除いて、生産数が少なく変動幅も小さかった変動パタンが1993年を境に大きく変化し、例外はあるものの周期的な変動パタンが見られるようになったことです。考えられる要因のひとつとして、近年の地球温暖化による夏の気温の上昇で光合成活性が高まり、繁殖資源量の回復に要する期間が短縮した可能性を指摘する人もいます。  豊凶変動と他の生物との関係では、森に棲息するアカネズミの個体数が、かなりの確率で前年のドングリ生産数と同調して変動していることが明らかになりました。これは越冬中の餌の多くをドングリに依存しているアカネズミにとって、秋の間に蓄えたドングリの量が越冬中の生存率や翌年の繁殖成功率と密接に関わっているためと考えられています。一方、特別な種子散布器官を持たないミズナラにとっても、生育適地への散布の成功率がネズミの密度依存的な捕食や貯食行動に左右されることから、ネズミの個体群密度とともに豊凶変動の同調性が生じたという適応進化的な仮説の検証についても手がかりを得られることが期待されます。

 これまでの観測によって、森林生態系の動的な維持機構の一端が少しずつ解明されてきましたが、何しろ1年かけてようやくデータがひとつ積み重なるだけの地道なモニタリング調査です。そのため、これだけ長期にわたって個体ごとの種子生産量を大規模に観測している研究は世界でも例がありません。短期間では決して成果を得ることができない息の長い研究ですが、各研究林では森林のダイナミクスや生物間の相互作用に関するさらに興味深い謎を解き明かすために、ドングリを拾い続けています。                                   

写真1:秋の森でドングリ拾い。豊作年は職員総出で拾います。

写真2:作業所内での計数は、集中力と持続力が求められるきつい作業。

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植物園で小学生向け公開講座「葉っぱで作る植物図鑑」を開催

2017年8月3日

7月27日(木)・28日(金)の2日間にわたり,小学生向け公開講座「葉っぱで作る植物図鑑」を午前1回,午後1回,2日間で合計4回開催しました。39名の小学生が参加し,植物園の植物の葉っぱを使ってオリジナル図鑑作りに取り組みました。 この公開講座は,実際のっぱを使った図鑑作り(押し葉標本)を通して,植物によって葉っぱの付き方,大きさ,かたち,色,肌触りなどが違うことを感じ,植物の多様性を理解することを目的としています。 今年はまず,屋外でハルニレの葉っぱを観察し,樹木全体の様子や大きさも体感しました。次に室内に移動し,職員が用意した11種類の樹木の葉っぱから,気に入った種類を選びました。そして,葉っぱの特徴を丁寧に観察して記録し,テープを使って台紙に貼り付けました。最後に,帰宅後に行う図鑑の仕上げ方法を学び,自分が作った世界でたった一つの図鑑を仕上げる約束をしました。 残念ながら28日の午後は雨にたたられ,屋外でのハルニレ観察は省略せざるを得ませんでしたが,参加者からは,「いろいろな葉っぱがあっておもしろかった」「今度は花の図鑑を作りたい」など,たくさんの感想をいただきました。 参加された皆さん,ありがとうございました。

みんなで手をつなぎ,ハルニレの大きさを体感しました

葉っぱの特徴が出るように台紙にテープで貼り付けます

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北大農場公開2017「夏の北大農場を味わおう」が実施されました

7月26日(水)に生物生産研究農場(北大農場)において,農場公開を行いました。北大農場では毎年公開を行っており,テーマを決めて,施設や教育研究活動を紹介しています。今回は,搾乳やアイスクリーム作りを体験し,「どのようにして牛乳ができるのか」「牛乳がどうやってアイスクリームになるのか」を学んでもらい,さらに夏が旬であるブルーベリーの収穫体験等のプログラムを企画し,主に札幌市内から小学生と保護者9組20名の参加がありました。 始めに牛舎に行き,防疫・衛生のためオーバーシューズを履き,技術職員が毎日行っている搾乳作業を見学した後,担当職員から手搾りの方法を教わってから搾乳体験を行いました。参加者は最初戸惑いながらも,だんだん慣れてきて上手に搾れたようです。「初めての搾乳体験ができて嬉しかった。貴重な体験になった」等の感想をいただきました。 次に牛舎内で,牛の餌である牧草やデントコーンと,それらの貯蔵飼料である乾草やサイレージ,その他,濃厚飼料について説明がありました。その後放牧地に移動し,放牧地の牛糞が虫によって細かく穴があけられている様子を観察してもらい,微生物による分解がされ易くなって,牧草の肥料となることなどの解説もありました。北大農場のように札幌の中心地で,現在の日本の酪農ではあまり見られない放牧がされているという話には,参加者からはすごいという声をいただきました。

搾乳体験

放牧地見学

  その後,園芸圃場に移動し,手洗いをしてからブルーベリーの収穫体験を行いました。熟した実を探して摘んでいく体験をして,「思ったよりもたくさん収穫できて良かった。家でジャム作りをします」等の感想をいただきました。

ブルーベリー収穫体験

  最後にアグリフードセンターで,北方生物圏フィールド科学センターの三谷朋弘助教による乳牛の講義がありました。草食動物が胃の中で草を分解して栄養源とすることや,乳牛の体内で牛乳ができる仕組みなどの説明がありました。講義を聴きながら,簡単なアイスクリーム作りを体験していただきました。牛乳と砂糖を混ぜたものを袋に入れしっかり閉めておき,さらに大きな袋に氷と食塩,牛乳と砂糖の入った袋を一緒に入れて,講義の間に軍手をした手でよく振って固めてもらいました。この体験で製造したものと,アグリフードセンターで製造したアイスクリームとを食べ比べてもらいました。原料や製造方法の違いで,大きく製品に影響が出ることをわかってもらえたようですが,簡単なアイスクリームの作り方は家でもできると好評でした。

乳牛の講義を聴きながらアイスクリーム作り

  講義の後は試食を兼ねた昼食時間とし,アグリフードセンターで製造したソーセージ・ベーコンなどの肉製品とアイスクリーム,北大農場で生産された牛乳,ハスカップジャムが提供され,非常に好評でした。北大農場の製品や生産物が買えると良いという声もいただきました。 半日という短い時間でしたが,「搾乳からアイスクリームまで」の一貫したシステム,旬の摘みたてのブルーベリーの味,普段何気なく口にしている,牛乳やアイスクリームについての理解がより一層深まったことと思います。今後も農場公開を通して,私たちの毎日に欠かせない「食」について考える機会を提供していきます。

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2017年2月26日(日)に、第4回KIKORI祭に参加しました。

2017年3月2日

北海道中川町で、第4回KIKORI祭が開催されました。 名寄からは、きこり丸太レースに2チームが参加しました。 お祭りの会場には、林業体験ブースがあります。 今回は「ロープを使った木登りコーナー」のお手伝いをしました。 詳細は、こちら

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「バチ」による人力集材の記録

2015年12月3日

中川研究林で、かつて冬の造材現場で使われていた「人バチ」の写真です。おそらく昭和40年前後の写真ではないでしょうか。 バチとは、伐採した木を土場まで運び出すのに使っていた橇のような道具です。馬が引くのではなく、人が引っ張るのが「人バチ」です。 丸太の頭をこのバチに乗せて少し丸太を浮かすことで、雪面との摩擦を減らして運びやすくしていたのではないかと思われます。

けっこう太い丸太を人の力で運び出していたことに驚きました。 (追記) この道具は「つのバチ」というそうです。 下記のサイトに詳しい使い方が紹介されていました。 http://www.onitoge.org/ryokou/120929/6.html
人バチ写真_1 人バチ写真_2

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生物生産研究農場で畜魂祭が挙行されました。

2015年11月11日

北方生物圏フィールド科学センター生物生産研究農場では,10月23日(金)午後1時から,アグリフードセンター傍に位置する畜魂碑前において,教育・研究に供された家畜の供養のために畜魂祭を執り行いました。さわやかな秋晴れの中,山田農場長をはじめとする本センターの教職員,本センターを利用する農学部の教員、畜産科学科の学生など約70名の関係者に参列いただきました。 本センター生物生産研究農場では,自給飼料を主体とする物質循環型の持続的な家畜生産を継続して行っており,様々な教育・研究に用いられてきています。また,家畜用飼料作物の生産から,それらを利用した家畜生産を行い,得られた生産物を加工して製品を製造するという一連の流れを教育の中心としています。これらの教育・研究活動に対して,多大な貢献をした家畜・家禽に感謝し,その御霊を供養するために毎年畜魂祭を行っています。 はじめに山田農場長の挨拶の後,参列者全員で畜魂碑に拝礼しました。その後,中小家畜生産研究施設,酪農生産研究施設及び畜産製造施設より,家畜・家禽の飼養頭数や利用実績等の報告があり,最後に山田農場長から,世界的には人口増加や経済発展に伴って肉需要が急増しているなかで,自然環境破壊,水資源不足,土壌・水質汚染など多くの環境問題に今後直面していかなければならないことや北海道では酪農家の離農も増加していることなど紹介があり,参列者一同による,持続的な畜産生産システムや高付加価値生産システムの構築に向けて,教育・研究の推進や技術の向上が不可欠であるという思いを新たにしました。

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生物生産研究農場では蓄魂祭を行います。

2015年10月15日

生物生産研究農場では、従来から継続的に家畜家禽を飼育しており、教育研究に積極
的に利用されています。これらの教育研究に大きな貢献をした家畜・ 家禽に感謝し、
また、その魂を供養するため、恒例の蓄魂祭を以下の通り行います。

日時 平成27年10月23日(金) 13:00~(10分程度を予定)
場所 アグリフードセンター南側(ポプラ並木裏手)
主催 北方生物圏フィールド科学センター生物生産研究農場

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