生物多様性領域

北方圏の陸域から水域にかけての複合生態系における生物多様性の問題について、様々な観点から生命情報の収集を行う。特に、個体群および多様な生物から構成される群集の維持機構と機能、植物における系統分類と生活史戦略、動植物の繁殖・発生分子機構などの解明を行い、それらを総合して生物多様性進化メカニズムの究明を試みる。また、北方生物遺伝資源の収集と保存を進め、その保存システムを確立する。

生物多様性領域

(1) 植物多様性分野

植物の多様性に関わる生命情報の解明と情報収集システムの確立を担当する。具体的には、北海道を中心とした日本ならびにアジア北東部、サハリン、千島などの冷温帯の植物遺伝資源収集・保存、植物の進化と系統分類、植物群落の維持機構と機能の解明、植物の生活史や遺伝的多様性、希少植物の分布や繁殖・保全に関する研究と教育を行っている。

(2) 海産藻類適応機能分野

藻類、特に海藻類の環境適応機構、海洋環境における海藻類を中心とした海洋生物の相互関係について、培養実験、栄養実験、分子系統学的手法、細胞生物学的手法を用いて研究を進めている。

(3) 海産動物発生機構分野

遺伝子多様性の保護・保存に資するために、北方生物圏に分布する水圏動物を対象に、個体発生の諸現象を総合的に解析・比較し、個体群の維持機構の解明および生物生産技術への応用に関する教育研究を行っている。

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