教育関係共同利用拠点

本センターでは、文部科学省の教育関係共同利用拠点として、平成24年7月に厚岸臨海実験所および室蘭臨海実験所と森林圏ステーションの2件が認定された。
また、平成27年7月に臼尻水産実験所、七飯淡水実験所および忍路臨海実験所が認定された。

森林圏ステーション

拠点名:
「フィールドを使った森林環境と生態系保全に関する実践的教育共同利用拠点」
認定期間:
平成24年7月31日~平成29年3月31日

森林圏ステーションは北海道と和歌山県に約7万haの広大な森林フィールドを有しており、世界の寒冷地域を代表する自然環境や亜寒帯から温帯を代表する森林など、複数の特徴を持っている。これらのフィールドを活用し、「環境と森林」および「森林生態系」に関して、環境計測や生態系調査などの実体験を通じて環境や生態系保全に対する森林の役割について自ら学ぶことが可能な実践型教育拠点となっている。

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厚岸臨海実験所および室蘭臨海実験所

拠点名:
「寒流域における海洋生物・生態系の統合的教育共同利用拠点」
認定期間:
平成24年7月31日~平成29年3月31日

厚岸臨海実験所・室蘭臨海実験所は、親潮の影響を直接に受け、わが国で最も水温が低い海域にあるという地理的な利点を生かして、寒流域における海洋生物学、海洋生態系に関するさまざまな教育研究を行っている。2つの臨海実験所を教育施設とし、国内外の学部学生・大学院生を対象として、寒流域の海洋生物について、基礎生物学的観点と生態科学的観点から横断的・総合的な教育を展開し、海洋における生態系保全・資源の持続的利用等について高い問題意識とその解決能力を持つ人材を育成することを目指している。

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