生物生産研究農場産の鶏卵をホテルの朝食メニューに提供

2023年4月10日

生物生産研究農場(農場)で生産された鶏卵が、4月1日より期間限定で京王プレリアホテル札幌の朝食メニューとして提供されています。
これは北海道大学の卒業・入学を記念し、農場で生産する鶏卵を「北海道大学卒業卵」と称し、創作されたメニュー3品を朝食ブッフェにて1品ずつ日替わりで提供するものです。
メニューは、オードブルが「北海道大学卒業卵のエッグベネディクト プレリアスタイル」、メインは「北海道大学卒業卵のロワイヤル ブイヤベース仕立て」、デザートは「北海道大学卒業卵の生フレンチトースト」です。
 この取り組みは2021年6月から農場の「北大牛乳」を用いた朝食定番スイーツや、2022年7月に静内研究牧場の「北大短角牛」を用いた限定メニュー、2022年11月に農場や余市果樹園の野菜や果物などの「北大食材」を組み合わせた限定メニューなどのシリーズの一環で、京王プレリアホテル札幌を通じて本学のフィールドで生産された食材の情報発信を継続的に行っています。
 今後も北方生物圏フィールド科学センターでは、フィールドで産出される資源を高付加価値で有効活用に取り組んでいきます。

3品揃い踏み

「北海道大学卒業卵のエッグベネディクト プレリアスタイル」

半熟にボイルした北海道大学卒業卵を、手作りプレリアマフィン(同卵・北大牛乳・道産トウモロコシ使用)に挟み、道産生ハムを合わせ、石狩の宮北農園産トマトを加えた特製オランデーズソースをかけた一品

エッグベネディクト

「北海道大学卒業卵のロワイヤル ブイヤベース仕立て」

北海道大学卒業卵を使用したロワイヤル(洋風茶碗蒸し)と、道産ホタテ(噴火湾)と黒ガレイ(厚岸産)にビスクを加えたブイヤベースを合わせ、石狩ニンニクで香りづけした濃厚な北大牛乳で作った泡のソースをかけた一品

「北海道大学卒業卵の生フレンチトースト」

北海道大学卒業卵を使用したスフレシフォンで生触感を生かしたフレンチトーストを、同卵や北大牛乳、生クリーム、グラニュー糖を使ったアパレイユ(卵液)に12時間漬け込み、北大ミルクアイスクリームをのせ、上から塩キャラメルソースをかけることで濃厚な味わいとフワフワの触感を楽しめる一品。なおスフレシフォンはメレンゲをたっぷり混ぜ込んでスフレとシフォンの中間の食感で、このフレンチトースト専用に焼き上げました。

フレンチトースト
フレンチトースト専用に焼かれたスフレシフォン
メニューを考案した成田公洋シェフ

プレスリリース https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/230316_pr3.pdf