過去の実習の様子はこちらからご覧いただけます。
令和5年3月13日~17日(5日間)
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター忍路臨海実験所・洞爺臨湖実験所・臼尻水産実験所
国立大学(本学を除く)及び単位互換協定を結んでいる公私立大学に在籍する学生で、理系学部・学科に在籍する学部1~4年生を対象とします。 ※期限までに定員に空きがある場合は大学院生も受講可能ですが、大学院生の単位認定はできません。
成熟させた親魚から採卵して種苗を得て育成する「養殖」に対し、天然の海域から得た藻類や親魚から種苗を得て自然海域へ放流あるいは培養する「増殖」もまた重要な技術です。増殖においては、種苗が生育する環境の理解が求められ、移ろいやすい環境に対応するための種苗の多様性が求められます。この実習では、まず、北海道の沿岸域で行われているコンブの増養殖の全体および種苗生産を体験します。また、北海道の海浜域を移動しながらコンブを採集するとともに、栽培されているコンブを形態学的・遺伝学的に比較し、その多様性の実態を理解します。さらに、回帰する亜寒帯性の魚類の親魚を採捕し、その人工授精の実験を行うとともに、潜水観察による親魚が回帰する環境を体験します。これらの実習を通して、北海道の沿岸域の増養殖事業の実態を知ることができます。
実施要項 ポスター 願書 誓約書
11/16にポスターと実施要項の改訂を行いました。上記リンクから最新版をダウンロードしてください。
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