本文へスキップ
当拠点は北海道の水圏環境を学ぶ体験型教育共同利用拠点として教育の場を提供しています。
食糧基地拠点
昨年度の様子
Aquaculture
2018年2月26日~3月2日までの5日間、七飯淡水実験所にて応用発生工学実習を行いました。今回は、全国から7名の学生が実習に参加しました。この実習では、サケマス類からの採卵などの従来的な実習に加えて、顕微注入を含む発生工学などの先端的な手法も体験しました。
実習では、山羽教授による七飯淡水実験所に飼育されているサケマス類の説明から始まります。
屋外には大きな円型・角型水槽がたくさんあり、また屋内には大小様々な水槽がこれでもかというほど数多く設置され、多種多様な品種のサケマス類が飼育されています。
スライドによる講義も行われました。
その後はいよいよ実験です。まずは実験に使うガラス器具の作成を行いました。自分たちで作成したガラス器具は、卵への色素注入や杯盤操作などに使用します。
極寒の中、実験に使う卵・精子を採取します。防寒対策は必須です。
ガラス器具の作成後は、魚類の正常発生の観察、染色体の操作、遺伝子資源の保存実験と盛りだくさんです。
実習中のごはん。皆で仲良く食卓を囲みます。食事はすべて山羽先生と事務員の川島さんによる温かい手料理がふるまわれます。
実習後半では、長崎大学の征矢野教授による増養殖技術の現状や取り組みに関する講義および実習も行われました。北海道とは異なる海域での増養殖の現状についての理解が深まります。なお、本実習は長崎大学の「水産海洋環境学実習I(B):産卵親魚を用いて、卵子や精子形成を理解するための実習」を合わせて受講することにより、より高い学習効果をあげられる連携プログラムを構築しています。
集合写真。皆さま、実習お疲れさまでした!
受講後の感想
基礎から教えてもらえたので説明も理解できた。
初めて参加した公開実習であり、不安でしたが、先生やTAの方々の支えもあり、とても充実した時間を過ごせました。
他大学の学生との交流も深まり、講義の内容も有意義であったので、非常に満足でした。
北大の発生工学ということで、今まで磯生物相をみたり、というような内容の実習にばかり行っていたので少しレベルが高そうで不安でした。実際、難しいことも多くて大変でしたが、丁寧に、優しく
教えてくれるTAさんと先生のおかげでなんとかできました!とても楽しかったです。
非常に良かったです。大切な経験になりました。
このページの先頭へ
ナビゲーション
top page
トップページ
ABOUT
当拠点について
PROGRAMs
公開型教育プログラム
stations
施設紹介
members
教員紹介
access
アクセス
バナー
バイオロギング実習
応用発生工学実習
夏季フィールド科学実習
春季フィールド科学実習
準備中
4大学ネットワーク
報告書
リンク
北方生物圏フィールド科学センター
学術協力担当
〒060-0811
北海道札幌市北区北11条西10丁目
TEL.011-706-3452
FAX.011-706-4930
→アクセス