過去の実習の様子（2021年度）MARINEMAMMAL
2022年3月2日から4日までの3日間，おたる水族館にて，海棲哺乳類実習を行いました。本年度は，全国から4大学4名，北海道大学から1名の学生が実習に参加しました。おたる水族館に飼育されている鰭脚類の行動観察として班ごとにテーマを決め，予備観察・調査計画の立案・観察・解析・発表とフィールド調査の基礎をじっくり学びました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため，今回も忍路臨海実験所への宿泊はかなわず，小樽市内ホテルへの宿泊となりましたが，Zoomで楽しくお話をしたり，先生や他の実習生たちと海棲哺乳類をとりまく様々な問題に関する意見交換を行いました。参加してくださった実習生の皆さま，ありがとうございました。
実習生の感想
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため，今回も忍路臨海実験所への宿泊はかなわず，小樽市内ホテルへの宿泊となりましたが，Zoomで楽しくお話をしたり，先生や他の実習生たちと海棲哺乳類をとりまく様々な問題に関する意見交換を行いました。参加してくださった実習生の皆さま，ありがとうございました。
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3月2日朝，おたる水族館で実習開始。 |
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アゴヒゲアザラシのプールを見ながら，観察のコツを紹介。みんな真剣に聞いています！
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班ごとに分かれて予備観察開始。 |
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こちらの班は，大きな声で鳴いているトドに着目。自然と，誰がいつ鳴いているのか観察が始まりました。
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イルカスタジアムに移動し，飼育員さんからイルカショーの役割に関するお話を聞きました。 |
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おたる水族館のハンドウイルカたち。 |
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解析や発表はすべてオンラインでした。 |
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実習を終えた集合写真。 |
実習生の感想
- 海棲哺乳類について今まで知らなかったことを学べて、行動観察から解析までを自分でやるのは難しかったが楽しくとても充実していた。今までは鯨類のみに興味があったが、個体識別できたのでなおさら鰭脚類の行動も面白いと感じるようになった。
- 夕食時にzoomを開いてもらったことで先生方に水産学のお話を聞いたり他の参加者と交流したりできたのがとても良かった。
- 初めての他大学の実習で知らない人しかいなく，緊張しましたが，同じような分野に興味がある方ばかりなのでお話していて非常に楽しく勉強になりました。また質問力の大切さも他大学の学生さんから感じました。研究においての背景・それに対する疑問の大切さは所属大学の先生から聞いていましたが，実際に行って強く感じました。
- 水族館でいろんな海洋生物がみれて楽しかったです。さらに、私は将来海洋生物の生態を調査や研究をしたいと考えているのでとても将来に役立つ経験ができたと思います。楽しみでもあり、不安もありましたが，先生方が生徒一人一人に楽しく真剣に関わっていただいたのでとても楽しく実習ができました。ありがとうございました。
- 実際にフィールドで活躍されている先生から疑問に思っていることを逐一聞けたり、普段できない個体識別やデータの解析を体験出来たことは自分にとって大きな経験になりました。フィールド調査でどんなことをしているのか知りたい学生にはぴったりな実習だと思います。コロナ禍で対面で実習を行って下さり，本当にありがとうございました。
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