フレッシュマンセミナー(対象:全学部1・2年生)

稲作と人の暮らし ―田植え・稲刈り・ご飯・わら加工―
稲作と人の暮らし ―田植え・稲刈り・ご飯・わら加工―

日本では古くから水田でイネを栽培して米を生産してきており、日本人にはご飯はなくてはならない主食です。イネがどのようにして水田で栽培され、お米になるまでの農作業を実際に体験することにより、「米」に関する理解を深め、稲作にまつわる文化、さらには水田がもつ多面的機能などを理解し、農業の大切さを学びます。

身近な食べ物つくり演習
身近な食べ物つくり演習

生物(作物・家畜)生産の現場と食品とのつながりを知り、農畜産物加工による保存性と食味向上等効果を理解します。スモークドチキン、ウィンナーソーセージを実際に製造するとともに、畜舎での家畜飼養体験をし、日常生活における食品の取り扱いを考察します。

地域と大学のかかわり ―北大・フィールドセンター施設を活用して地域を学ぶ―
地域と大学のかかわり ―北大・フィールドセンター施設を活用して地域を学ぶ―

北大は多くの自治体と連携協定を交わしており、人材教育および地域振興を図る活動を展開しています。余市町には北大果樹園、小樽市には北大忍路臨海実験所があり、それぞれ100年近くの歴史を刻みながら、地域の発展に寄与してきました。本科目では、両施設を拠点として、地域振興のための自治体または民間による活動や大学の社会貢献活動の理解を深めることを目的としています。

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学部教育(対象:農学部生)

農場実習
農場実習

農学部では農業生産に関係するさまざまな分野の講義が用意されています。それらの内容をより身近に理解するための実践教育としてこの実習があります。畑や水田、畜舎、製造工場など農場の施設を利用して、土に触れ、作物を育て、家畜に接し、加工を体験することにより農業の大変さや収穫の喜びを実感し、農学部で行う研究モチベーションを高めます。

夏季収穫実習
夏季収穫実習

農学の教育研究の導入科目として「農場実習」と対になるプログラムです。「農場実習」だけでは作物等の収穫に関する実習が時間的に不十分であるため、本科目で収穫を中心とした実習を行い、農学分野の研究へのモチベーションを一層高めることを目標としています。

作物生産管理実習
作物生産管理実習

栽培計画に基づき,作物の選択,畑の整地,播種・移植,施肥,病虫害防除,除草,収穫までの一貫した作物生産管理技術の習得を目的とします。この実習では、栽培期間中に発生する諸問題に対して自らの手で解決していくことを課題にしています。また、大規模生産農家や農産物流通現場などの見学により、実際農業に関わる諸問題についても認識を深めていきます。

農業工学実習・生物環境工学実習
農業工学実習・生物環境工学実習

作物生産に関わる土,水,大気,環境などの状態を知り、農作業に使用される各種農作業機械の機構,操作方法を修得します。また、家畜管理作業を通じて,食料生産における動物の位置づけを理解します。特に栽培実習においては,手作業と機械作業の両者(例えば田植え作業では,手植えと田植機)を体験して比較することで,農業機械が農業において重要な役割を果たしていることを認識します。

家畜生産実習
家畜生産実習

乳牛、豚、めん羊および鶏の飼養管理と草地利用・飼料生産に関する実習を年間を通して行い、家畜生産の実際を体得するとともに、家畜生産体系をそれらに関わる技術的事項(育種・繁殖・栄養・管理・環境・衛生・飼料・経営など)と結びつけて理解を深めることを目的としています。

畜産物利用学実習
畜産物利用学実習

家畜体の骨格筋からハムやソーセージ等の食肉製品、生乳からチーズ、バター等の乳製品、また副生物からは皮革製品をはじめとする各種製品が製造され、我々の日常生活で利用されています。本実習では畜産物がどのような製造理論に基づいて実際の製造技術へと応用されているかを体得すると同時に、原料および製造した製品の品質評価についても学びます。

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学外への教育活動 (他大学の利用)

学外への教育活動 (他大学の利用)

人の健康的な食生活を考えるうえで食の成り立ちと安全性についての認識を深めることを目的に、天使大学の先生方と協力して看護栄養学部の学生を対象とした田植え、作物の収穫や食品加工の実習を行っています。はじめて作物に触れる学生も多く、普段とは異なった分野の実習内容に熱心に取り組んでいます。

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公開事業

農場公開 (対象:一般の方)
農場公開 (対象:一般の方)

毎年、テーマを決めて札幌の農場施設や余市果樹園の公開事業を行っています。近隣住民へ農場内の施設紹介やそこで行われている研究活動について公開し、農学研究の現状や北海道における農業の取り組みについての理解の浸透に努めています。また、国内外からの施設見学なども適宜受け付けています。

ひらめき☆ときめきサイエンス (対象:高校生)
ひらめき☆ときめきサイエンス (対象:高校生)

文部科学省の公開事業として、将来を担う高校生に先端的な研究に触れる場を設けて、科学を身近に実感してもらうプログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス」が開講されています。農場でも多くのプログラムが開講され、フィールド研究の現場として他学部の先生方にも利用されています。