2018年3月12日~16日までの5日間、忍路臨海実験所、洞爺臨湖実験所、および臼尻水産実験所にて春季フィールド科学実習が行われました。実習には、全国から2名の学生が参加しました。実習前半では海藻、後半には魚類について学びます。 実習は忍路臨海実験所でのコンブ採集から始まります。 コンブの種苗生産も実験室にて体験し、また種苗生産施設の視察も行い、コンブ養殖の現状を学びます。 また、採集したコンブの形態観察、遺伝子解析も行い、コンブの多様性について学びます。 講義では、広島大学の加藤准教授による広島周辺の海藻の生育環境に関する講義が行われました。 洞爺臨湖実験所では調査船に乗り、水質調査の方法を学びます。 実習後半では、道南の臼尻水産実験所に移動し、魚類の実習を行います。 ここでは、ホテイウオ(地方名:ごっこ)と呼ばれる回遊性の魚類をシュノーケリングにより直接観察します。 水温は3度ほどしかないので、ホッカイロを体にたくさん貼り、ドライスーツを着て海に入ります。 シュノーケリングで冷えた後には美味しいごっこ汁で身も心も温まります。 実習生の皆様、大変お疲れさまでした。次回の実習へのご参加、お待ちしております! 受講後の感想
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