2026年8月13日付の「日本農業新聞」に、北海道大学を代表機関とする「次世代和牛生産システム構築拠点」の取組が紹介されました。

記事では、牛の成長初期における栄養状態に着目し、その後の成長や肉質を科学的にコントロールする「代謝プログラミング」の研究を中心に、本拠点が目指す新たな和牛生産について紹介されています。

「初期栄養」と「放牧」を組み合わせた新たな和牛生産
本拠点では、胎児期から出生後の成長初期にかけての栄養状態が、その後の牛の成長や筋肉、脂肪の形成にどのような影響を与えるのかを研究しています。
こうした研究成果を、放牧を活用した和牛生産につなげることが、本拠点の大きな特徴です。
放牧による飼養と科学的な肥育管理を組み合わせることで、牛の健康的な成長を促しながら、適度な脂肪交雑を備えた高品質な牛肉の生産を目指しています。
記事では、北海道白老町にある敷島ファームの放牧地での取組も紹介されました。現在、現地では多くの和牛が放牧されており、研究成果を実際の生産現場につなげるための実証が進められています。
科学と現場をつなぎ、次世代の和牛生産へ
本拠点では、代謝プログラミングに関する研究に加え、放牧牛の行動や成長を把握するためのデジタル技術なども活用し、科学的なデータに基づく新しい和牛生産システムの構築を進めています。
研究室で得られた知見を生産現場で検証し、さらにその成果を次の研究へつなげる。
科学と生産現場、地域が一体となった取組を通じて、持続可能な次世代の和牛生産モデルの実現を目指します。
今回の掲載を通じて、本拠点の研究と白老町で進めている実証の取組を多くの方に知っていただく機会となりました。
今後も、地域の皆さまと連携しながら、北海道から新たな和牛生産の形を発信していきます。
掲載紙:日本農業新聞
掲載日:2026年8月13日(木)
掲載面:営農 <ピックアップ牛肉>初期栄養を制御、放牧で肉質向上 科学に基づく肥育実証 北大など / 日本農業新聞


