2025年3月27日(木)、北海道大学 学術交流会館にて、「スマート放牧管理でZ世代が導く 革新的な地域社会の実現」と題したキックオフシンポジウムが開催されました。本シンポジウムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の育成型採択を受け、北海道大学が主導する「次世代和牛生産システム構築拠点」の始動を広く知らせる目的で実施されたものです(参加者合計212名で、対面112名、オンライン100名)。

本プロジェクトは、スマート技術とZ世代の柔軟な発想を融合させ、持続可能で魅力ある一次産業と地域社会の未来像を描こうとする野心的な試み。本シンポジウムでは、産学官民の多彩なステークホルダーが一堂に会し、地域社会の課題と可能性について熱い議論が交わされました。

特に今回のキックオフは、単なる研究発表の場にとどまらず、「共創」による新しい地域づくりのスタートラインとして大きな意味を持つものでした。Z世代が中心となり、地域と科学、そして産業が手を取り合う未来。その可能性は、確かに動き出しています。