農場および牧場を利用し、農業生態学や新規作物の育種を中心とした修士論文研究、博士論文研究を行います。教育プログラムには、耕地生態やフィールド科学の理論や基礎を学ぶことができる講義を開講しています。また、学部生の農業実践のために、多くのカリキュラムを組んでいます。

・フィールド゙科学基礎論

森林から草地・耕地、そして河川・湖沼・海洋に至る広大で多様なフィールドにおける、生態系保全・生物多様性・持続的生物生産・物質循環に関するフィールド科学について理解を深める。また、様々な研究分野で行われているフィールド科学の最新の研究についても学ぶ。

 ・生物生産学基礎論

現在の食糧生産に関わる生物生産の仕組みを概括すると共に、その基礎となる生物学的基礎理論を修得する事を目的とする。

 ・耕地圏科学特論I

作物生産圃場や施設の生物的・化学的・物理的環境の特性を理解し,生産力向上と持続性の視点からの耕地環境改良手法を学ぶ。

 ・耕地圏科学特論II

作物生産圃場や施設の生物的・化学的・物理的環境の特性を理解し,生産力向上と持続性の視点からの耕地環境改良手法を学ぶ。草地や畜舎の環境特性を理解し,家畜生産のための環境創成や飼料供給や糞尿処理体系について学ぶ家畜生産環境に関して学ぶ