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実習プログラム例
厚岸臨海実験所
河川実習(陸域と海域の相互作用)(1日)
カヌーで別寒辺牛川を下りながら景観の変化を観察し、定点で採水を行います。採集した河川水の水質等を調べることで、陸域と海域の相互作用について考察します。
アマモ場の生物群集(1日)
厚岸湾・厚岸湖のアマモ場において、動植物を採集します。その種多様性を調べるとともに、動物の胃内要物の解析を通じて、食物網を明らかにし、アマモ場の生物群集の成り立ちを理解します。
室蘭臨海実験所
海藻採集・薄層クロマトグラフィー(1日)
藻場・スガモ場での海藻採集の後、実験所にて分類し、乾燥標本を作製する。採集した海藻を用いて、光合成色素の抽出およびクロマトグラフィーによる分離を行います。藻類の多様な光合成色素の意義について光環境と絡めた考察を行います。
藻類の細胞学―蛍光顕微鏡(1.5日)
藻類の細胞骨格(アクチンフィラメントおよび微小管)を、間接蛍光抗体法を用いて観察します。分裂期の細胞を観察することも可能で、サンプルの準備から観察までの一連の実験手順を全て経験できます。
藻類の細胞学―電子顕微鏡(半日)
コンブの体細胞、配偶子など、既に固定されたサンプルを各自が透過型電子顕微鏡で観察します。電子顕微鏡の基本構造などと共に、教科書の模式図とは異なる実際の細胞内微細構造を観察し、生命の基本単位である細胞についての理解を深めます。