R5夏季フィールド科学実習

2023年9月4日から8日までの5日間,忍路臨海実験所・臼尻水産実験所(協力施設:洞爺臨湖実験所)にて,夏季フィールド科学実習を行いました。本年度は,全国から6大学8名の学生が実習に参加しました。この実習では,忍路臨海実験所の前浜で海藻を採集・観察して海藻の分布特性を調査し,臼尻水産実験所ではシュノーケリングや海産魚類の観察,昆布加工施設の見学を行いました。長らく新型コロナウイルスによる中止が続いていた実習でしたので,参加者の皆さんの喜びもひとしおでした。強風でシュノーケリングがほぼ中止になるなどのアクシデントはありましたが,毎日新しいことが学べて良い思い出ができましたね。参加してくださった実習生の皆さま,ありがとうございました。

北大札幌キャンパスから忍路臨海実験所に移動。実験所の歴史に関する説明を受けた後,四ツ倉先生による講義から始まります。

班ごとに話し合い,テーマを決めて海藻の分布調査を行います。

ボートで磯焼けの様子を見に行きました。四ツ倉先生が北海道のコンブ藻場における磯焼けの状況について解説してくださいました。

翌日は洞爺臨湖実験所へ。飼育されている元気いっぱいの魚を見たり,魚道を見学したりしました

臼尻実験所に移動し,調査成果の発表です。高低差を図で描いたり,標本を貼り付けたりと各班工夫を凝らした発表に仕上がっていました!ここで忍路担当分は終了です。

翌日から臼尻担当分。午後からは調理実習です。TAさんに教えてもらいながら,大きなブリやサバをを捌きました。釣りをやる学生さんが多く,皆さん上手です!

朝からシュノーケリング実習です。講義と小プールでのトレーニングのあと,実際に海へとエントリーしましたが…
強風と高波で危険が予想されるため,10分足らずで終了となってしまいました。9月初旬ですがもう海は冷たいですね。TAさんにお風呂を準備してもらってほっと一息…。

最終日は,朝から昆布加工場を見学させていただきました。函館でとれる分厚くておいしい真昆布は,皇室にも献上されたことのある最高級品です。設備も初めて見るものばかりで,経営社目線から見る昆布加工の話も新鮮でした!


実習生からの感想

昨年はオンラインでの実施になってしまいましたが,今年は無事対面での実習に参加することができて良かったです。ロガーを装着するだけではなく,装着器具の作成から1人1匹実際に装着し、行動測定をするという一連の流れを経験をすることができ,バイオロギング手法の文字だけでは理解が難しかった部分を学ぶことができました。


TAの方からのアドバイスがとても役に立ち,今後卒業論文などを執筆する際に参考にしたい。また、パワーポイントを使った発表の準備で、どのようにストーリーを構成するかのアドバイスを頂き,とても勉強になった。


大沼で行ったGPSを用いた行動計測は,色々な行動パターンを見ることができ,そこから何をしていたか予想することがとても面白かったです。ご飯も、函館のグルメやBBQなど北海道を堪能することができ、とても充実した忘れられない5日間になりました。


初めは自分にできるかとても不安でしたが、先輩たちや、先生方、北大の皆さんに優しく指導していただけたことにより、とても収穫のあるいい実習になりました。ありがとうございました。  

     
あまり他大学の実験施設をお借りして実験することがないので,とても面白く新鮮でした。またサケ関連の情報を北大の学生さんから得られたので,とても有意義だったと思います。普通の何気ない会話がいつの間にか実験内容のディスカッションになっていた事があり,実験・学習の意欲が高いと感じました。とても楽しかったです。