小樽の中心部からおよそ15km南西、忍路湾に位置する忍路臨海実験所は、明治41年(1908年)本学水産学部の前身である東北帝国大学農科大学水産学科の附属施設として設立され、我が国では東京大学の三崎臨海実験所(明治19年設立)に次ぐ歴史を持つ臨海実験所として知られています。

  本実験所は、札幌や函館のキャンパスから出掛けてくる研究者をはじめ、学外の研究者によっても頻繁に利用されてきたことから、これまで極めて多彩な研究が行われてきました。