北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 室蘭臨海実験所

社会連携

室蘭臨海実験所は地域社会との連携を大切にしています。地域住民の方々との交流を深め、海藻の大切さや藻類研究の重要性を理解して頂くために、以下のような取り組みをしています。

【2015】
市内の小学生に対する1日実習
室蘭市内の小学校に対し、港ふるさと体験学習として“海藻採集と押し葉標本作り”実習を実施。平成27年度は天候不良などで例年より少なく、喜門岱小学校の4年生(5名)が参加し、磯採集や海藻押葉の作成を体験しました。
【2014】
市内の小学生に対する1日実習
室蘭市内の小学校に対し、港ふるさと体験学習として“海藻採集と押し葉標本作り”実習を実施。平成26年度は白鳥台小学校、八丁平小学校の3・4年生(93名)が参加し、ふるさとの海と海藻について学習しました。
北海道生物教育会 第2回研究協議会
北海道内の生物教育に関わる先生方が集まって、藻類についての勉強会を二日間に渡って開催しました。道内から12名の先生方が参加し、当実験所からはフィールドサンプリングや電子顕微鏡観察、藻類学の最先端研究についての講義等を提供しました。
伊達市教育委員会 小中学校教職員対象講習会
伊達市の小中学校の教職員を対象とした講習会を開催しました。抗体標識された藻類細胞の観察体験と講義を提供し、所内見学も行いました。
【2013】
市内の小学生に対する1日実習
室蘭市内の小学校に対し、港ふるさと体験学習として“海藻採集と押し葉標本作り”実習を実施。平成25年度は絵鞆小学校、桜ヶ丘小学校、白鳥台小学校、喜門岱小学校の3・4年生(102名)が参加し、ふるさとの海と海藻について学習しました。
インターンシップの受け入れ
平成25年度は港北中学校から1名のインターンシップを受け入れました。
地元漁港で行われるイベントへの参加
当実験所に隣接する追直漁港での室蘭市主催のイベント“室蘭さかなの港町同窓会”に参加し、海藻を用いたしおりの作製を通して、市民の方々に地元の海に生息する生きた海藻に触れてもらい、沿岸海洋環境保全の重要性を認識してもらう取り組みを行いました。
講演会
長里准教授が平成25年度日胆地区博物館等連絡協議会・研修会にて講演を行いました(平成25年10月31日)。